A. | 昔、読んだ本が思い出されます。不幸にも(?)韓国人が書いた本でも、韓国で起きたことでもありません。 ホームレスのボーエンは、路上で怪我をした野良猫を見て治療しながら縁を結んだそうです。その後、猫はボーウェンの肩にためらいもなく上がり始めました。ボーエンも親しみを感じ始めたのですが、猫を飼う余裕がなくて何度も追い出しましたが、すぐに戻ってきたそうです。バスに乗っても追いかけてきて一緒に乗っているので、完全に肩を貸してあげたそうです。 ボーエンは、ボブにまつわる話を本に書いており、本のタイトルは映画と同じ『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』(『A Street Cat Named Bob』、韓国では『私の肩の上の猫、ボブ』として紹介される) この本は数百万部も売れるベストセラーになりました。ボブが恩返しをしたのです。ボーエンは収益金の相当額を猫の保護施設に寄付しました。ボブがボーエンのそんな温かい情を知って、そばに留まったのかもしれません。 韓国の猫の中で飼い主に財運をもたらした猫の話はまだ聞いたことありません。 しかし、仏心を持ってる猫は知っています。 しかし、この猫は魚の代わりに草と味噌を食べて、殺生などまったくしません。ネズミが現れても、捕まえて足で押さえた後、僧侶に片付けてほしいと頼むほどです。 慶尚北道(キョンサンブク)尚州(サンジュ)龍興寺(ヨンフンサ)に住む猫の名前はヘタル(解脱)です。全身に傷を負ったまま捨てられ、死にかけていた猫を寺の住職が救い、一緒に暮らすことになりました。一時、激しい寒波で住職が体調を崩して寝込むと、住職の隣で自分の体温で温めてくれたそうです。 2009年SBS『動物農場』に仏心を持ってる猫のエピソードが紹介された当時、4歳だったそうですが、今も生きているかわかりません。 同じ時期にSBSの別の教養番組『瞬間捕捉 世界にこんなことが』では、交通事故で亡くなった若い飼い主を部屋から離れずに待ち続ける猫の話が紹介されたことがあります。この猫は、ご飯も水も飲まず、飼い主の座っていた椅子に一日中座っていて、クローゼットから死者の服を取り出したら、部屋の外に持ち出せないように怒りました。正に「義理深い猫」です。 「猫に魚屋の店番を頼む?!」 この猫には、頼んでも大丈夫です。 魚屋の猫も子どもの頃、尻尾が折れたまま死にそうなところを魚屋の夫婦に救われました。夫婦が怪我をした猫を病院に連れて行って手術もさせてあげると、猫は店の入り口の椅子に座って、守門長を自任しました。 夫婦がお店にいない間、寄ってくるネズミはもちろん、他の野良猫も近寄れなくなりました。この猫も菜食主義ですかって? 違います。でも主人が与える時以外は、全く口にしないそうです。他の人が渡しても知らんぷりします。 |