A. | 新型コロナウイルスという言葉が出る、かなり前から筆者は咳をよくしていました。 一人で文を書いている時は、咳をしても痰を吐いても何の関係もありません。 喉が痛いというほどではありませんが、薬を飲んでもあまり効果がありません。 最近は外に出る時、少し気になります。 咳をすると、他の人から見られそうな気分になるし、マスクをしていても咳をする人のそばには近づこうとしないため、カフェや書店でお金を出すために並んでいると咳が出るのではないかと心配になります。 こんな心配を体が察してくれたのか、外では咳や淡もあまり出ないようです。そして、また事務所や家に来ると咳が出ます。とても不思議です。 咳をする時の正しい方法、いや正しい礼儀というべきでしょう。 マスクをした状態なら方法を論じる必要はありません。 マスクをした状態で、そのまま咳をすればいいのです。 問題はマスクをしていない時、口から飛び出る飛沫をどうやって防ぐかということです。 世界的なピアニストのチョ・ソンジンが正解を示しています。 肘の内側の折れる部分に口を当てて咳をするのが正しいです。 新型コロナウイルスのおかげで(?)韓国でもこのような礼法が紹介されましたが、いまだに人の前で咳が出たら、手で防げと教えます。 西洋でも、手で咳やくしゃみを防げば細菌が伝染する確率が高くなるという事実が明らかになった2000年以降になってようやく登場した21世紀のエチケットです。 手や拳で防いだら何の意味もありません。 MERSが猛威を振るった当時、YTNサイエンスで正しい咳の仕方を確認するために実験をしたことがあります。 何もせずにただ咳をすれば唾液が5~8メートルも跳ね、手で覆って咳をすれば約3メートルまで飛びました。空気中には細かい唾液が約10分間留まりました。衣服の袖で隠して咳をすると、唾液が全く飛ばず、空気中も跡がほとんどありません。 カナダのウイルス権威者が「そんな信頼の根拠が何なのか分からない。袖に残ったウイルスは他人に感染するかもしれない」と、きれいなティッシュを持ち歩いていて、そこに咳をして捨てるのが賢いと話したことがあります。 もちろんあの方の言う通りですが、咳はいつ待ってくれますか。 ポケットやハンドバッグをあさってティッシュを探す間に咳をしてしまう可能性がはるかに高いです。我慢できそうな咳は、ティッシュやハンカチを取り出そうとすれば、咳が落ち着く意地悪もします。 だから、とりあえず取り急ぎの衣類の袖で防ぐのが最善でしょう。 肘の内側は、通り過ぎながらも触れることも難しい部分です。病原菌やウイルスが金属やプラスチックなど硬い表面からより長く生き残り、繊維のような柔らかい表面では生存期間が短いというから、自分はもちろん人との接触が最も少ない肘の内側が適格でしょう。 手で隠すと、他人と握手をしたり、取っ手を握ったり、物を持つ時にウイルスが移る確率が高いです。 |