A. | 食事を抜くと体力が落ちませんか? 当然の質問です。 しかし、下の写真を見ると答えが出ます。 2人とも間欠的断食で体型を維持しているということは、断食が体を弱くするのではないかという疑念を抱かなくてもいいでしょう。断食をすると筋肉量も減りますが、断食期間に運動をして筋損失を減らすことが必要です。 だからといって間欠的断食が誰にでも効果的だと断言することはできません。 どんな断食をするのが自分の体に役立つのか知るのも難しいです。 間欠的断食が体にいいという理論は糖尿病治療過程から出てきました。炭水化物を減らすと体内に保存された脂肪をエネルギー源として活用しますが、約20時間ほどの空腹状態が続くとインスリン分泌が低下して脂肪を燃やし始めるということです。 簡単に言えば、脂肪を燃やすように時間を稼いであげるのが間欠的断食の核心です。 間欠的断食法としては4種類くらい、おすすめがあります。 1. 24時間断食 朝食と昼食を食べず、夜6~8時に600カロリーだけ食べます。1週間に2回、行います。 2.16時間断食 1日のうち16時間断食し、残りの8時間で低カロリーな食事をします。 朝食を食べない場合は12時ごろ昼食、午後8時ごろ夕食をとり、残りの時間は食べません。夕食を食べない場合は朝6~7時に朝食を食べ、午後1時頃に昼食を食べ、残りの時間には食べ物を口にしないのが原則です。上記の写真のアーノルド・ホンや、チョ。ギョングクさんの方法です。 3. 5/2禁食法 24時間断食し、その後食事をしたり月-水-金には食事をして火-木-土曜日には禁食をする方法です。 4. ジュースやスープの断食法 ビタミン、ミネラルと脂肪が含まれた牛骨スープを利用する方法です。 その他、水と塩だけで延命する水断食法がありますが、これは断食というより本格的な禁食に近いですね。 どの方法が本人に有利かは、自分の体が一番よく分かるでしょう。 だからと言って、体が何か言ってくれますか? 『食事反乱』に出演したチョ・ギョングクは、数十編の論文を読んだ後、自分に適当な方法を選んだそうです。 論文をすべて読む余裕がなければ専門家と相談したほうがいいでしょう。 2012年にBBCのドキュメンタリー番組『Eat、 Fast and Live Longer』が放送されて以来、断食の有用性についての研究結果が相次いで発表されていますが、反論する論文もかなり多く出ています。食事を抜くことが習慣化すれば、体にいいはずがないということです。 間欠的断食が長期的に人体に及ぼす影響に対する研究結果が不十分なのも事実です。 一応、おいしい食べ物が見えても食べずに済むでしょう。 その誘惑に耐えられるなら、それだけでもすごいことです。 |