A. | JR東日本浜松町駅にある「小便小僧」の像です。 尿意を感じた時にあんなに気持ちよくできたら、どんなにいいでしょう。しかし、そうできないのが、文明社会に住む人間です。 周りに見ている人がいなくても気をつけるようになり、何よりもちょこちょことおしっこをすると、すっきり排泄できません。 ところで、どれくらい頻繁に尿を我慢しますか? 4~5回? 正常です。あえて我慢する必要はありません。 1日8回以上になると、問題になります。このような症状を頻尿と呼びます。頻繁に尿意を感じるし、尿をした後もすっきりしないし、我慢できないほどしたくて急いでトイレに行っても、いざ出る量が少ないと気分が悪くなります。水を飲み過ぎてこのような症状が出たりもしますが、水をあまり飲まないのにこのような症状があれば、前立腺や膀胱に異常が生じたと判断し、すぐに病院に行った方がいいです。膀胱に少しでも尿が溜まれば外に出す信号を送ったり、信号もなしに排出されるのが尿失禁です。我慢できないのではなく、病気です。 そうじゃなくて車に乗っているとか、とにかくトイレに行けないのに、したくない時の我慢方法を教えてほしいんですか? 本当に難しい質問です。 まず、男性よりは女性が我慢しにくいです。身体構造がそうできているからです。
男性の尿道は長くて屈曲しているため、女性に比べて我慢しやすいです。もちろんあくまで相対的な話でしょう。(詳しい説明は上の写真参照)妊婦や肥満の人はもっと尿意を感じるし我慢しにくいです。 たまに尿を我慢するのが得意だと自慢する人もいます。一晩中ビールを飲みながらも、トイレにも行ってこない人が筆者の周りにいることもあります。我慢強い人たちは24時間も楽勝と言います。だからと言って、うらやましがらなくてもいいです。 尿は排出物の中で最も毒性が強いです。タンパク質分解の過程でできたアンモニアを尿素に変えて排出するのが尿なので、急ぎの時は消毒剤に代わる*程度です。 *中世ヨーロッパでは、尿で傷口を拭いた後、カビが生えたパンを包み込んで細菌の浸透を防ぎました。最近でも応急手術をするときに消毒剤がなければ、尿で手を洗うことを勧めています。ただ、健康な人が出した新鮮な(?)小便でなければなりません。 こんなに匂いがきついものを身につけている必要はありません。 そのため「尿を我慢することほど愚かなことはない」という言葉ができたのです。 ユダヤ人の知恵を集めたタルムードにも「尿はたった1分でも我慢してはいけない」と書かれています。 それでも我慢する方法を教えてほしいって? 水をたくさん飲まないで、事前にトイレに行ってきて、こんな言葉じゃ物足りないでしょう。 バスの中で尿を漏らしてしまったという21歳の女子生徒の投稿文に書かれたコメントを見ると「足を最大限に組んでから、尿が漏れそうになったら人が見ていない時、そこを手でしっかり塞ぐように」という回答や、「耐えられな場合は、下着の中にティッシュやハンカチを入れて下に流れないようにする」と勧める内容がありました。 便がしたい時は親指と人差し指の間を痛いほど押さえていると若干効果がありますが、尿の場合も少し効果があります。でも、ほんの少しです。 尿意を感じ始めた時が重要です。 大変なことになったという考えが頭に浮かび慌て始めたら絶望的です。少しずつ出して、恥をかかない方を選ぶべきでしょう。 尿意を感じ始めた時に無視して、他に集中することを探します。尿意を抑えるほど面白くて、集中できることです。面白い映画や、好きなスターのコンサートに行ったらトイレに行く気もしないでしょう。その時のことを思い出して集中すれば我慢できるかもしれません。 |