A. | かなり多くの芸能人が海軍で服務しましたが、軍楽兵として過ごした人はそう多くありません。 ほとんど芸能兵として服務しました。 楽器演奏や儀仗隊の実演のほかにも、マジック、レクレーションで住民に奉仕し、海軍を広報する役割を担いました。2000年代以前は、貧しく遊ぶこともなく医療の恩恵も受けられない離島住民には、彼らが属している海軍広報団は、救世主のような存在でした。 芸能兵に選ばれる人は歌手、MC、サムルノリ、マジック、バンドに長けた人たち。 その他にも、マンガを描くのが得意だったり、デザインやVTR編集に長けた人にも海軍芸能兵士の道は開いています。軍楽兵としては、あまり選ばないクェンガリやチャングなど、伝統楽器を扱う人が行くのに適している場所でもあります。 歌手キム・ゴンモ、SBS公開採用1期コメディアンのキム・ギョンミン、KBSコメディアンの中でイケメンで有名なキム・ギリ、大頭でからかわれたMCのキム・スンヒョン、2000年代初めに韓国のトップクラスのMCだったキム・ヨンマンが芸能兵として服務しました。 Turboのメンバーである歌手キム・ジョングクは公益勤務をした後、普段の「力の強い男」のイメージに合わないと「キム・コンイク」という皮肉を言われましたが、同名のコメディアンのキム・ジョングクは海軍広報団で軍服務を終えました。 ミュージカル俳優として活動中のペ・ドゥフン、コメディアンのシム・ヒョンソプ、演歌歌手のチャン・ユンジョンのヒット曲『オミナ』を作曲したユン・ミョンソン、コメディアンのイ・ヨンジン、コメディアンのチャン・ヨン、歌手のジョンヨプ、コメディアンのチョ・インギ、『ギャグコンサート』で活動するチョ・レフン、プロ野球KIAタイガースの場内アナウンサーのMCイシュー(イ・ヒスン)なども芸能兵士として勤務しました。 北朝鮮出身のコメディアン、ハンムが海軍広報団の1期生という点を考慮すれば、MCコメディアンは海軍芸能兵士と縁が深いようです。 マジック師イ・ウンギョルと、今はマジックの代わりにYouTubeのクリエイターとして活動するJayJay(イム・ジェフン)も海軍広報団で芸能兵士として活動し、離島住民たちに笑いを届けました。 海軍軍楽兵として服務した芸能人は極めて稀です。歌手ユ・ヒヨル、5人組男性バンドBUZZのベーシスト、シン・ジュンギ、ピアニストよりは大衆音楽家と呼ばれることを望むイルマぐらいです。TV朝鮮の『ミステートロット』に軍人として参加し、最終7位になったキム・ヒジェも当然含めるべきでしょう。 海軍軍楽隊で鍵盤兵を担当したユ・ヒヨルは、ソウル大学音楽学部の作曲家出身です。在学時代、軍隊に行き14年後に卒業しました。 パク・ボゴムが鍵盤兵として海軍軍楽隊に入隊したら、ユ・ヒヨルの直属の後輩になるわけです。 ドレミファソくらいしか知らない観客とも即興演奏で、手と心をともにするイルマは、韓国での活動のために英国市民権を放棄し、海軍軍楽隊に志願入隊しました。 遅い年齢で軍に入ったにもかかわらず、何一つ欠かさず頑張る模範水兵でした。慰問公演に行くたびに爆発的な人気を博したそうです。 |