A. | 下の表が何かはご存知ですよね? そうです。五方色です。色で方角が分かります。 中央には黄色があります。天地玄黄という文字からも分かるように、黄色は地を象徴します。 黄色の濃度が明るくて薄くなれば黄色と言うでしょう。東洋で最も高貴な色とされる黄色は頭脳活動を刺激して創意力と思考力を育てるのに役に立つそうです。自尊心が落ちた人を勇気づけるということです。黄色自体が知的能力を表す象徴のようにも使われます。(それに黄色は虫退治や便秘解消にも役に立つそうです) だからといってがっかりしたり、あえてお金をかけてベッドや用品を買い替える必要はありません。 明るい水色**も同じ効果を出すそうです。 水色は青色と同じ類ですが、両方を見比べると青色が暗い色に変わってしまいます。 **男の子の色として取り上げられる色ですが、近代まで水色は女性らしい色として扱われていました。逆に女の子の色に選ばれたピンクは、近代には男を象徴する色でした。最近は、水色を中性的な感じがするカラーと考えています。 水色の持つ意味は女性の性、真実、探求、爽快さ、肯定、適応などがあります。 真実を探求する属性があるので、IQにも良い影響を及ぼすでしょう。 青色のもう1つの効果もあります。 青く塗られた部屋にいると、実際より時間が経つのが遅いと感じるということです。実際の実験でも立証された事実なのに、20分座っていても10分ほど過ぎたと感じたら勉強する時間が少し増えるでしょう。すぐに子供たちの部屋を水色に変えようと決心される方が出てきそうですね。 (ただし、青色が食欲や性欲も減退させるという研究結果もあります。成績は上がっても背が伸びない可能性もあるという意味です) とにかく「子供たちがどんな色に囲まれて成長するのか?」は、IQにも影響を与えるというのが至論として受け止められています。 水色、黄色など明るい色で飾られた環境で育った子供たちが暗い壁紙で覆われた部屋で育った子供たちより試験の成績が高いということです。 ただ注意すべき点があります。 明るい色がIQの発達に役に立つからといって千篇一律にこのような色だけに固執したら子供の性格が片方に偏ることもあり、望ましくない結果***をもたらすこともできます。子どもの目の届くところの色に変化を与えれば、頭脳活動にも適した刺激になるでしょう。 *** IQは高いですが感性指数EQは低いなど。実際、黄色は軽薄さ、不安、嫉妬の否定的な意味も持っています。 ベビールームのどこに、どんな色を塗るかもポイントです。 子供が主に視線を置くところに焦点を合わせるのが重要だという意味です。 乳児や幼児は、天井や壁を見ることが多いので壁紙の色を選ぶのに慎重でなければなりません。 |