解説 | ハングル:네오싱글족 ハングル発音:ネオシングルジョク 意味:デジタル活用能力と経済力を備え一人暮らしを楽しむ人 解説: デジタル活用能力と経済力を備え一人暮らしを楽しむ人、またはそのような群れ。 暮らしの形が多様になった。 共働きをしながら子供を育てるデューク(Dewk:Deal Employed With Kids)族、ペアを探して家庭を築いたが子供を産む代わりにひたすら2人だけの人生を楽しんで暮らすディンク(Dink: Double Income, No Kids)族、結婚してからは誰かに束縛されることさえ嫌がるシングル族。 シングル族も経済事情によって分けられる。 結婚して独立する年がずっと過ぎてるが働く手段がなく親のすねをかじって暮すシングル族は「パラシングル(para-Single)」と呼ぶ。自分が望んだからではなく仕方なく一人この世に残されたわけだ。交尾の落伍者とも言えるだろう。 ネオシングル族はこれとは全く違う。 しっかりした経済力を持ち、デジタル時代の文化を楽しむこともでき、多様な趣味活動も謳歌する人々だ。その気になればいつでもパートナーを見つける余力にもなるが、パーティーに参加したりクラブで踊る程度なら十分だと感じる。自分が構築した繭に入った人生、未来学者フェイス・ポップコーン(Faith Popcorn)が主張した「コクーニング(Cocooning)シングル族」も同じタイプだ。 現代社会でシングルが主流になっていると言う人もいる。 2019年現在、韓国の一人世帯が599万世帯で2000年に比べて165.5%増加したという事実からも分かる。全世帯で一人世帯が占める割合は29.8%にもなる。 このような傾向の中で一人暮らしの人への偏見も次第に薄くなり、シングルたちが気楽に生活できるようになるだろう。複雑で頭が痛くなる人間関係を結ばないように自分だけの世界に安住しようとする人が増えているため、家電メーカーや食品メーカーも彼らを狙った商品を作ろうとしている。 |