解説 | ハングル:페미무새 ハングル発音:ペミムセ 意味:口を開けばフェミニズムを掲げる人々を軽蔑する言葉 解説: フェミニズム(페미니즘、ペミニズム)+オウム(앵무새、エンムセ)の合成語。口を開けばフェミニズムを掲げる人々を軽蔑する言葉だ。 アンチフェミニズム(Antifeminism)の同義語として使われたりもする。 アンチフェミニズム。 誤解を招くのにちょうどいい言葉だ。 全ての女性を敵対視しているという感じを受けるためだ。 Antiという接頭辞が付いているので、フェミニズムを反対してるのは明らかだ。 だからといってフェミニズムの理念を根こそぎ否定するわけでもない。フェミニストを自任する人々、特に極端な様相を意味する急進派たちの行動や議論に制約があるだけに、新しい理念を探すべきだと思う人たちだ。 米国の哲学教授であるクリスティーナマリーホフソマーズ(Christina Hoff Sommers)が代表的な人物だ。 彼は現代のフェミニズムは性別を一層浮き彫りにするだけで、真の性平等を作るのに無理があると主張する。男女間の賃金格差も性差別ではなく職種分布と選好度のために起っているとし政府の介入を最小化しなければならないという立場を堅持している。彼は自分をエクイティフェミニスト(equity feminisst)と呼ぶが彼女の主張に同調しないフェミニストはアンチフェミニストだと考えるだけだ。 歪んだ女性主義によって男性が被害を受けていると弁護するため、ほとんどの男性は彼女の主張を歓迎する。 equity feminisstとAnti-feminisst。 ささいな用語の違いのように見えるがニュアンスでは大分違う。アンチフェミニズムからは「女性嫌悪」がにじみ出ている。さらに、「Anti~」という接頭辞は主流に反対することになるため、アンチフェミニズムはフェミニズムを浮き彫りにする効果が生じる。 アンチフェミニズムに関する話はここにとどまり、今日の用語である「ペミムセ」には社会学的、哲学的な談論がない。フェミニスト、特にフェミニストを自任する男性に対する嘲弄が強く混ざっている。アンチフェミニズムの同義語として使われてはいるが伝わるニュアンスには多少違いがある。 |