解説 | ハングル:에코사이드 ハングル発音:エコサイドゥ 意味:自然環境を破壊する行為 解説: Echo(環境)+ Genocide(集団虐殺)の合成語。自然環境を破壊する行為。 チキン、つまり鶏肉を揚げた食べ物を食べる人は全世界にどのくらいいるだろうか? よく分からないが、 かなり多いと思う。 世界で1年に屠畜される鶏が660億羽もいるというから、説明は必要ないだろう。 体の大きい鶏を見たことのない一部の韓国人は、KFCがオープンしてチキンを売ると、鶏ではなくカラスの肉だと誤解したりもした。鶏の体が大きくなり、食卓に上るようになったのは1950年代以降だ。 世界大戦で食が進むにつれ飼いやすい鶏の品種改良で成長速度はもちろん、体も2~4倍に増やしたおかげで人々の主な食べ物として定着した。そのためチキンの歴史は、まだ一世紀しか経っていない。早く育って体が大きくなったからといって喜ぶ鶏はいるだろうか? 映画『ミナリ』にも雄鶏は無駄だとヒヨコの時から除かれ、ほとんどベルトコンベアで一生を終えるため、どの鶏が笑うことができるだろうか? 「環境を保護しよう、生態系を元の状態に戻そう」と叫ぶ環境論者たちも地球村に住む人間以外の家族に申し訳ないのは同じだということだ。 漁業の大企業が無分別な乱獲、農業の大企業の化学物質除草剤と遺伝子組み替え食品がもたらすエコサイドゥでも、防ぐことに参加すれば罪の代価を減らせるのだろうか? |