解説 | ハングル:투더문 ハングル発音:トゥドムン 意味:急騰を祈願する投資家たちの念願を込めた言葉 解説: to the Moon(トゥドムン)。「仮想通貨のイルボン(日棒)チャートが月に向かって跳ね上がるロケットと同じだ」という意味の新造語。急騰を祈願する投資家たちの念願を込めた言葉として通用する。テスラのCEOイーロン・マスク氏もTwitterで「to the Moon」について言及したことがある。 1970年、ソ連の探査船ルナ16号が採取した月の石が競売にかけられ、100万ドルで落札されたことがあった。 競売にかけられた隕石は、旧ソ連時代にルナ計画を通じて地球に持ち帰った326グラムのうち、ソ連政府がロケット開発の先駆者であるセルゲイ・コロリョフの妻に寄贈した石だ。米国はアポロ計画により382キログラムにのぼる2,415個の標本を持参したが、政府所有で民間には分譲されなかった。 それで「to the Moon」を叫ぶのでしょうか? 実は月に行かなくても月の石を得る方法があることはある。月が他の隕石と衝突してできた破片が地球に落ちた月隕石を発見する幸運がついてくればいいのだ。だからこまめに仮想通貨を採掘しているのだろう。今までに見つかった月隕石が30キログラムほどだそうだから、ロト(LOTO)が当たるほど難しい。 米国の作曲家バート・ハワードが書いた「Fly to the Moon」は、恋人の甘い愛を歌いながら半世紀以上世界の人々から愛されているが、仮想通貨投資家の「to the Moon」の叫びは、急騰を繰り返す相場にたまに阿鼻叫喚となる。 |