解説 | ハングル:싱글리즘 ハングル発音:シングルリズム 意味:非婚より結婚を理想的と考え独身者や非婚主義者に対する否定的な偏見を持つ一種の差別主義 解説: Singlism。非婚より結婚を理想的と考え独身者や非婚主義者に対する否定的な偏見を持つ一種の差別主義、またはそのような考えを持つ人。 米国の社会心理学者ベラ・デパウロが初めて使った言葉だ。 特別な対策がない場合、韓国は2030~40年からエイジクエイク(age-quake:人口地震、高齢社会の衝撃を地震に例えた言葉)が発生すると予想される。 ホン・ナムギ経済副首相が自身のSNSに書いたコメントだ。 マグニチュード9.0の大地震が、人口減少の結果として韓国社会を直撃するという警告だ。 実際、韓国社会はその道を歩んでいる。 今年4月、韓国の出生児数は2万2800人余りだった。4月基準で史上最低値を記録した。死亡者数は2万5000人を超えて多くはないが、韓国人口は自然に減った。自然減少は初めてではなく1年半も続いている。 展望も暗い。2021年6月末、現在の1人世帯は24万1964世帯で全世帯の39.7%も占めている。これもやはり歴代最高値だ。 エイジクエイクを防ぐにはどんな措置が必要だろうか? 遥か昔の紀元前403年、ローマには「未婚男性税」があったそうだ。年を取っても結婚をしない男に税金を課したのだろう。400年後、ローマ帝政時代になってもアウグストゥス皇帝が独身税を復活させ結婚や育児を忌避する青年の責任を問いたそうだ。 韓国にも似たような政策があった。 朝鮮時代には士族の娘が30歳になっても嫁に行けなければ国が穀物と生地を与え支援した。また家が貧しくないのに30歳を過ぎても嫁に行かなければ家長にその罪を問いた。 最近、同様の政策を実施するためにはオールドミスに住宅を準備しなければならないだろうが、現在の韓国の住宅価格を見ると財政が破綻するほどだろうから容易ではない政策だ。 |