解説 | ハングル:맵찔이 ハングル発音:メプチリ 意味:辛い味に弱い人 解説: 辛い(メプタ、맵다)+ 負け犬(チヂリ、찌질이)の合成語。辛い味に弱い人を意味する言葉。 年始めに、あるコミュニティに書き込まれたコメントだ。 「アングリーチャパゲティ、メプチリの方々は召し上がらないでください。はい、私はメプチリなので一口食べて 口から火が出そうになり炭酸水を一気飲みしています。レビューにそんなに辛くないと書かれていたので そうかと思ったが、アングリーという名前を無視してはいけなかったみたいです」 メプチリとは、このように鋭い味に敏感な自分の舌を咎める自虐ギャグから始まった新造語だ。ところが日増しに辛味に競争でもするように韓国人がさらに辛味を求め始め辛い物を食べることが一種の自負心のように感じられるようになったようだ。 そのためメプチリという言葉にも少し卑下の意味が込められている。 ガールグループwoo!ah!のメンバー、ナナはSBSの番組『ペ・ソンジェのテン』に出演し自分は「メプチリとは付き合えそうにない」と打ち明けた。「気になる相手は辛いものが好きな反面、自分はメプチリ」という視聴者の話を聞いた後に明らかにした自分のタイプだ。 そして「辛い物が食べられなかったら、 まずは食べさせないといけない」とも言った。 このような事情からメプチリたちは恋愛をするのも難しい状況に置かれている。確かに、一緒にご飯を食べるのに好みが違うと困るだろう。 |