解説 | ハングル:뽐뿌 ハングル発音:ポムプ 意味:他人に購入を勧められたり、他人が書いた体験談やレビューなどを読むと買いたい欲望が火のように起こる状態を意味する。 一部では「뽐내고 뿌린다(自慢して振りまく)」または「뽐내려고 뿌린다(自慢しようと振りまく)」という言葉の略語だという主張も出しているが、全く大衆的的でない意味解釈だ。 解説:뽐뿌질(ポムプジル)はポムプをするようにけしかける行為を意味する。他人にあることをするようにけしかけるが、主に物を買うように誘うことだ。 ポムプはPumpを日本式の発音で読んだものだ。正しいハングル表記としては펌프(ポンプ)だが、펌프が何であるかは別途で説明しなくても分かるだろう? ポンプは強い圧力で空気や液体を噴射したり、供給する機械装置だ。ポムプジルをしっかりとするためには、少しの水(韓国ではこれを마중물< マジュンムル >と表現する)をまずポンプに注がなくてはならないが、何度かしてみると底の水が湧きながら上がって来る。 ポムプ(뽐뿌 / 펌프)ジルは、何かを引き出すためのときめく心、したくて狂いそうな状況で駆け上がる欲求を象徴する。ポムプに風が入るように、心にも「風が入る(바람이 들다 / 気持ちが浮かれる)」という。 浮気心を意味する펌프질(ポムプジル)が韓国で使わ始めた時期は結構前だ。1978年に出てきた画伯コ・オヨンの漫画『三国志』にも「曹操をポムプジルした奴がここにいる」というセリフが出てくる。 「安くて質の良いものを見て、購入の欲が燃え上がった」という意味で使用された時期は1990年代後半で、観賞魚同好会のコミュニティで、最初に使い始めた。このような意味が普遍化され、2005年にはショッピングモールの情報を共有するインターネットサイト「뽐뿌(ポムプ)」も登場した。
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