解説 | ハングル:1코노미 ハングル発音:1コノミ 意味:1인(1人)+이코노미(エコノミー / Economy)の合成語。独身者が創出する1人経済を意味する。 解説:ソウル大キム・ナンド教授が、ソウル大の消費トレンド分析センターと一緒に出した本『トレンドコリア2017』で初めて言及した言葉です。 1コノミの1は、アラビア数字の1や一見するとハングルの母音である「ㅣ」とも似ている。 「ㅣ」は、英語のアルファベットのeとも読まれ、オンライン世界をつなぐ@とも意味が通じる。オンラインで世界と疎通しながら、オフラインでは1人で住んでいる人たち、オンラインがあるため1人立ちが可能となった世界という重儀的な意味があるということだ。 産業通商資源部は、この単語を今日の経済新造語に選定したりもした。 コーヒーショップは、最初から1人掛けを別に作り、映画館も1人で映画を見る人、いわゆる「ホンヨン」族のために1列はソロ席と定めた。 今や遠慮なく1人で居酒屋にも行き、カラオケにも行く。1人でご飯を食べ、酒を飲み、旅行に行く「愚か者」と軽蔑して見る視線は見つけにくい。 韓国社会で1人世帯が占める割合も急速に高まった。1990年に9%に過ぎなかった1人世帯の割合が、現在はなんと27.2%だ。 さらに、自らのための支出であるため、1人族は必要に応じて財布を快く開く。1コノミの伸張を計ることができるもう1つの尺度だ。1人世帯の消費支出は、2010年の60兆から10年後には倍に増え、2030年には4人世帯の支出規模を超える見通しだ。 |