解説 | ハングル:쓰랑꾼 ハングル発音:スランクン 意味:쓰레기(ゴミ)+사랑(愛)+꾼(~屋) 「品性はゴミのようだが、心は熱い愛屋(サランクン / 愛情表現の上手い人)」という意味。 解説:10年以上前、韓国で成功の条件として7つの「ㄲ」が必要だという笑い話が取りざたされたことがある。 「ㄲ」で始まる単音節の単語の7つだが、紹介すると、夢、ひも、才能、知恵、屋、負けん気、ありさま(꿈, 끈, 끼, 꾀, 꾼, 깡, 꼴)だ。 7つの「ㄲ」のうちの一席を占めた「屋」は、自分の好きな分野に精通した人という意味だ。 サランクンとは、愛に天賦の才能を発揮する人という意味だ。金持ちの人妻を誘惑して金銭を恐喝する男もサランクンに属す。 サランクンという言葉は、最近登場した造語だ。 tvNドラマ『グッド・ワイフ』に性スキャンダルに巻き込まれた検事(イ・テジュン)として出てきたユ・ジテが得た別名だ。ユ・ジテが作った作品でもある。 ドラマでユ・ジテは非常に悪い人物だ。剥けば剥くほど悪い人間性が明らかになった。しかし、問題は女性視聴者にかっこよく見えるという点だ。成功のはしごに乗るために謀略を組み、不倫を日常茶飯事に行うのに、重みのある声には信頼感が含まれている。 ヘビがタンクン(ヘビを掴んで売る人)には頭ももたげることができないように、スランクンに素人女は武装解除される。スランクンの秘訣が気になるだろうか? 最高の詐欺師が詐欺を真実だと信じるように、スランクンはその瞬間だけは本気を尽くして愛するためだという。 |