解説 | ハングル:기레기 ハングル発音:キレギ 意味:기자(キジャ/記者)+쓰레기(スレギ/ゴミ)の合成語、レベルの低い記事を書く記者を卑下して呼ぶ俗語 解説:2010年以降、インターネット上でたまに使用されていたが、広く使われ始めた時期はセウォル号惨事事件の後だ。当時、一部のマスコミが事実確認すらできていない誤報を流したり、扇情的・刺激的な記事で胸を痛めながら見守る国民の眉をひそめさせた。セウォル号惨事はキレギも量産したわけだ。 キレギではなくても韓国メディアは深刻な危機状況に置かれている。 韓国メディア振興財団と英国ロイタージャーナリズム研究所が共同でメディアの信頼性を研究した結果、韓国メディアは調査対象36か国のうち最下位を免れなかった。 調査の結果、調査に参加した36か国のニュースの信頼性は平均43%で不信26%に比べて18ポイント高かった。しかし、韓国メディアが扱ったニュースの信頼性は23%にとどまり、36か国のうちギリシャとともに最下位で、不信応答が27%で信頼応答より4%ポイント高かった。 韓国のニュース報道は検閲制度で言論の自由が制限され、マレーシア(29%)や情報とメディアの葛藤が深刻なスロバキア(27%)よりも低いレベルなのだ。 |