解説 | ハングル:낭낭하다 ハングル発音:ナンナンハダ 意味:十分にあり恵まれていること 解説:「十分だ」「豊かだ」という意味のインターネット流行語だ。何かがいっぱいに詰め込まれていながらも、見せびらかさずに密かに多い感じを表現するとき多く使われる。 活用例 ・방탄소년단 정국 ‘소년미 낭낭해’(防弾少年団ジョングク「少年美、ナンナンだ」) ・남지현, 단아한 한복 자태로 하품 쩍 ‘반전 매력 낭낭’(ナム・ジヒョン、たおやかな韓服姿であくび「反転の魅力ナンナン」 ・여친에게 선물하면 듬뿍 사랑받는 로맨틱 분위기 낭낭한 ‘난방 텐트’(恋人にプレゼントするとたっぷり愛される ロマンチックな雰囲気ナンナン「暖房テント」) オンラインとオフラインの両方のメディアで使われているが、標準語でもなくだからといって方言でもない。考えてみれば正体不明な言葉だ。 「ナンナンだ(낭낭하다)」という言葉は2014年6月にあるユーザーが書き込んだ「配達の民族」という出前アプリのレビューに由来している。ユーザーが中華料理店でチャジャン麺を2杯注文してサービスに焼き餃子を2個だけほしいと要求し、子どもが一緒に食べるため1杯は少し量を大目に「ナンナンに」してほしいとお願いしたが、配達されたものを見ると焼き餃子はなく、チャジャン麺の量も多くなくて悲しかったという心情をレビューに書き込んだ。 このレビューを見た人は共感する代わりに、あまりにも無理な要求だったという反応を見せた。しかし、このユーザーが使った「ナンナン」という表現は、一瞬のうちに広がった。中華料理店に失望したことへの共感を得ることには失敗したが、流行語は創造したようなものだ。 |