解説 | ハングル:실물영접 ハングル発音:シルムルヨンジョプ 意味:実物迎接 解説:映画やテレビ、写真で見るのではなく実際に憧れのスターに会うこと。ファンサイン会、コンサートはもちろん空港やホテルで偶然に遭遇する場合にも「実物迎接(실물영접)」に含まれる。高級ブランドや貴重な食材を売る場所でも「実物迎接の好機」と使ったりもする。 韓国ではもともと重要な人を迎えるときに迎接という言葉を使った。国賓であったり、教主であったり、そんな人たちに対してだ。 キリスト教では迎接という言葉をおそらく「主を迎接せよ」というフレーズでもっとも多く使うだろう。 だからファンにとってのスターは主、言い換えれば神と同じような存在なのだ。 実物迎接のためにはお金がかかる。空港やホテルでの偶然によるラッキーな実物迎接も多額を使って旅行や食事をしようとしていたのだから、お金を使うことは同じだ。あまりにもこじつけだろうか? とにかく、もっとも近くで実物迎接をできる場所はファンサイン会だろう。 少なくても言葉も交わして、スターが使う化粧品のにおいもかいで、間近で見て感嘆することもできるだろう。 だからファンサイン会を主催する側は「実物迎接の機会」だと広報する。 サイン会に行ってきたファンは実物迎接のレビューを共有するために夜を明かす。 一般人だけが実物迎接に感激するのではない。歌手、俳優、タレントも好きな人気スターと出会う場合には笑顔を満開にする。 実際に、JTBCのバラエティ番組で歌手イ・ソラと共演したタレントのノ・ホンチョルは「幽霊じゃないですよね?」とたずねて感激した。 |