解説 | ハングル: 나일리지 ハングルの発音:ナイリジ 意味: 年齢とマイレージを合わせた言葉。 解説: 年齢(ナイ、나이)+マイレージ(mileage、마일리지)の合成語。ノスラチ「老人(ノイン、노인)+役人(ピョスラチ、벼슬아치)」のような意味。歳を取っただけで偉くなったかのように威張る非常識な老人を卑下する言葉。極端な場合、気に入らないという理由で犯罪を犯す老人も含まれる。 中国の古書『韓非子』に老馬之智のエピソードが出てくる。 斉の軍隊が戦場に出て行って酷寒の中、近道を探して故郷に戻る途中で迷ってしまった。進退両難の危機に陥った時、観衆が「こういう時は年老いた馬の知恵が必要だ」と言ったので、年老いた馬を一匹放して、その馬について行って道を見つけたという話だ。 昔話だ。 最近はナビゲーションが、かなり発達しているので、年老いた馬の知恵はこれ以上必要ないだろう。 おそらく、だからこのような言葉も出来たのだろう。 「歳を取れば賢くなるというのは嘘だ。農耕時代の夢のような話だ。歳を取れば厚かましくなる」 老人の知恵が必要でない世の中、歳を取れば素早く変化していく世の中についていくのに必死なので、ずうずうしさを武器とするということだろう。 分からなければ3歳の子供にも学べと言うが、無視されることを思うと、たわ言に聞こえるだけだから、歳を武器にするのだろう。 ナイリジ(ノスラチ)の形態はだいたいこんな感じだ。 -力もなくて甘く見えれば君臨しようとする。 -強者の前では、全然身動きができないしゴマをする。 -若者の世界を理解するつもりは、これっぽっちもないくせに無条件まとめて気に入らないと罵る。 -過去のことを異常なほど美化して、若い世代にも注入しようとする。 -略字に対する配慮がほとんどない。 若者たちは、このような老人と正面対立することになった場合、どうすればいいのだろうか? すぐにケンカしないで最大限避けるのがいいだろう。 口ゲンカもしないほうがいい。 それでもダメだと思った時は、スマートフォンを持って証拠を集めに行けば、少し静かになるそうだ。 |