解説 | ハングル: 꾸안꾸 ハングルの発音:クアンク 意味:着飾っているようで着飾ってない感じ 解説: 「着飾っているようで着飾ってない感じ( 꾸민 듯 안 꾸민 듯 )」を短くした言葉。単語は「着飾っているようで着飾ってない」と言っているが、実際の状況は「着飾ってないようで着飾っている」だ。化粧を全くしていないような薄化粧、家でごろごろしてた状態で出てきたように見えるがどこか洗練された感じの服装。 お見合いをしたり偉い人に深い印象を残すミーティングがあったり、このような日は化粧や服装にものすごく気を遣うのが普通だ。 生まれて初めて化粧をして、ネクタイを締めて、スーツを着るならば仕方ないが、自分自身がぎこちないだろう。着飾ってないように見えようとしても、顔に「私は、しっかり着飾った」という事実が表れるだろう。 クアンクになるには自然でなければならない。 その日初めて、着飾っているようで着飾ってないファッション感覚を見せるのではなく、日常がそうでなければならないという意味だ。 カフェなど近所に出かける時はレギンスがクアンクにちょうどいいアイテムとして推薦される。 家で着っていた姿という印象を与えることができるからだ。 自然な演出、言葉では簡単だがおしゃれな人でなければ、しっかり着飾るよりはるかに難しい。 田舎の男がソウルに来てネクタイを締めた男たちの姿にすっかり惚れてしまった。 とても素敵に見えたのだ。 その中でも圧巻はネクタイが風に揺れて肩にかかっている姿だった。 自然な肩ターンでネクタイを元の位置に戻すが、あまりにも優雅な動きに通り過がりの女性も開いた口が塞がらなかった。 その姿に惚れた田舎の男も遂にネクタイを締めることになった。 ところが風が吹いても全然ネクタイが肩にかからないのだ。 風が吹いた時に素早く体をねじってみても無駄だったので、 田舎の男は悪知恵を働かせてネクタイを肩にかけてピンで固定させた。 過ぎ行く人々が彼を見つめ始めた。 指を差してあざ笑いながら。 バカなやつが、おしゃれをしようとするから…チッチッ。 |