解説 | ハングル: 나심비 ハングルの発音:ナシムビ 意味: 自分の心理を基準にしたコストパフォーマンス 解説: 私の心理(나의 심리)と価性比(가성비、コストパフォーマンス)の合成語。自分が心理的に満足することができるならば、条件を気にせずに買うと言う意味。 価性費の意味もしっかりと分からないまま、カシムビ(가심비)が登場した。 価性費に心(심)を加えて価格が少し高くても心理的な満足感を得ることができるならば財布を開くという消費形態がカシムビだ。ソウル大学の消費トレンド分析センターは、2018年の消費トレンドの中でカシムビを挙げたりもした。 カシムビという言葉が登場したついでに、もう一つ新造語を作った。 「ナシムビ」だ。 心理的な満足感は、自分の満足感だったはずだ。 それなのに、なぜあえて「私」を強調するナシムビが登場したのだろうか? きっと価性費をあきらめて高い値段で買った物に対して、周りからいろいろと言われたのだろう。 「待てよ、何でこんな物をそんな高値で買うんだ?」 「何がいけないの?かわいいじゃない」 「かわいいだと? どこがかわいいのさ。どこから見ても全然、かわいくないぞ」 「私がかわいいって言えば、かわいいの!」 「お前は本当に見る目がないな!」 このようなことが、あったのだろう。 自分のお金で買ったし、私は幸せなんだから隣で無駄なことを言うなという脅しがナシムビには込められているようだ。 |