解説 | ハングル: 갬성 ハングル発音:ケムソン 意味: 「個人の感性」を短くした言葉 解説: 「個人の感性」を短くした言葉。 雲を見た感想はどうだろう? 何の感情も感じないって? 世知辛い世の中、世の荒波につかって一日一日が手に負えない衆生を包んで抱きしめてくれるような気分にならないか?そのように見えるかもしれないが、ただの雲じゃないか、きっと雨は降らないだろう。本当につまらない人だ。なぜそんなに何の感性もないのだろうか? このような人だけがいれば、企業はマーケティングを行うのがとても大変だろう。物を買うように感性を刺激するべきなのに、刺激を感じないので仕方がない。 感性は理性とは全く違う概念だ。 感情が込み上げれば理性的な会話は通じない。悔しくて死にそうだと言って泣きわめいて大騒ぎをする友達のそばで、いちいち問い質して「実は君が間違った部分も…」とああだこうだ言ったならば、きっと睨まれるだけだろう。 感性は、まだ科学的に明確に証明したり区別できない領域だ。感性が存在するというのは分かるが、個人差があまりにも激しいので「このように刺激すればあのようになる」という等式がないということだ。 ふとチョ・ソンモの歌『カシナム』(茨)が頭に浮かぶ。 내 속엔 내가 너무도 많아서 당신의 쉴 곳 없네 내 속엔 헛된 바램들로 당신의 편할 곳 없네 내 속엔 내가 어쩔 수 없는 어둠 당신의 쉴 자리를 뺏고 내 속엔 내가 이길 수 없는 슬픔 무성한 가시나무 숲 같네 (下略) 私の中には私があまりにも多くて あなたの休む所がないね 私の中には虚しい希望たちで あなたの気楽な所がないね 私の中には私が仕方ない闇 あなたの休む席を奪って 私の中には私が勝つことはできない悲しみ 生い茂った茨の森のようだね(下略) ケムソンは「自分だけの世界」を作るが、誰も接近することはできない閉ざされた世界を作ってしまえば、その中に閉じ込められた囚人になる可能性もある。 |