解説 | ハングル: 리터루족 ハングル発音:リタルジョク 意味:カンガルー族だった人が就職し、結婚をしても、またカンガルー族のように親に助けられて生活する人 解説: Return + カンガルー族の合成語。 50~60代、子どもを結婚させて少しほっと息をついたという中年層と老年層が一番たくさん患う疾患が何か知ってるか? 脊椎管狭窄症だ。 簡単に言えば腰が痛いということだ。 その年になると、腰が悪くなるかもしれないが、嫁に行った子どもたちが自分の子どもまで連れて家に来たり、子どもを預かってくれと言ったりして、腰や肩、膝がずきずき痛むのだ。 カンガルー族の子どものせいで頭を悩ませていた韓国の親たちは、家を出て戻ってきた子どもに老後の対策はもちろん、背中が楽になる日もない。 何人かだけに当てはまる話ではない。 子どもを持つ親、ほぼ全員に当てはまる話だ。 求職サイト「SARAMIN」が成人男女1046人を対象にした調査では、回答者の59.8%が自分はカンガルー族だと打ち明けた。就職をしても親のすねをかじっているのだ。求職者の60%以上がカンガルー族だ。 お金を稼いでいるのに、なぜ親に養ってもうらうのかって? やっとのことで就職に成功したとしても、少ない給料で家賃、公共料金、食費、映画鑑賞など、些細な贅沢をすれば、お金を貯めるなんて夢にも考えられないからだ。住宅価格は微動だにしないのに、いつ住宅購入ができるのか、ため息ばかり出る。 だから申し訳ないし恥ずかしいけど、お父さんやお母さんに、頼って暮らせば済むじゃないか、そう思うのだ。 思い出したついでに、お父さんとお母さんに赤ちゃんの面倒を見るコツ、脊椎に無理がかからないように赤ちゃんを抱っこする方法が紹介された本をプレゼントしなければならない。 |