解説 | ハングル:악개 ハングル発音:アクゲ 意味:グループの中で1人だけが好きで他のメンバーを嫌うファン 解説: 「たちが悪い個人ファン」の略。グループメンバーの中で特に1人だけが好きで、他のメンバーは悪意的に接するファン。このようなファンが多ければ、グループに亀裂が生じないか心配だ。 グループのメンバー全員が好きだが、特定のメンバーに対する愛情がはるかに大きいファンをアクゲとは呼ばない。このような場合には「最愛(チェエ)」という表現が適している。 自分が好きなメンバーではない他のメンバーを敵視し、けなしたり、さらにデマを流したりする。主にチームでボーカルや、バラエティ、演技をやっているメンバーがアクゲの生贄になったりする。ドラマやバラエティ、ミュージカルに出演し始めると「グループ活動の妨げになるから脱退せよ」という主張を公然と提起する。 ファンダムの内部で言い争って思い通りにいかないと、全く関係のない一般人にも訴える。当然グループのイメージが失墜する。 アイドルグループが認知度を上げる前に、特定のメンバー(少年/少女家長、恵まれない子)の個人能力に頼ってチームを構成すると、アクゲが出来やすい。他のメンバーが実力がないと、アクゲが増えることもある。「むしろチームを脱退して1人で活動しろ」という主張が正しいかもしれない。 しかし、グループが定着しメンバーたちが自分の才能を発揮し始めれば、そのようなことを止めるのが正しいだろう。しかしアクゲは止まらない。 アクゲでグループメンバー同士で敵視することはあまりないだろうが、一応ファンダム内では仲が悪くなり揉め事が起こる。複数のアクゲのせいでファンダムが崩れてしまったこともある。実際、PRISTINが複数のアクゲのせいで、ファンダムが崩壊した。 音楽番組でも自分の好きなメンバー以外は応援さえせず、ファンサイン会で舞台に立っているメンバーを無視して後ろのメンバーにカメラのフォーカスを合わせる写真も登場する。本当に激しかったので「PRISTINのファン=アクゲ集団」という言葉まで出来た。 AFTERSCHOOL後、Pledisが8年ぶりに立ち上げた10人組ガールグループ「フレディス」は、所属事務所が放置した末、2年後に解散してしまったが、このようになった背景にアクゲが大きな影響を及ぼしたという分析も出ている。 |