解説 | ハングル:오저씨 ハングル発音:オジョシ 意味:お兄さんとおじさんの中間くらい 解説: お兄さんとおじさんの中間くらい。年の差がはっきりしない人を表現する時に使う言葉。 韓国のオーディション番組の始まりはKBSで毎週日曜日に放送される『全国のど自慢』だろう。 全国民の誰にでも自分の歌の実力を自慢するために、ステージに立つ機会を与えるプログラムだ。 現在、司会者は今年93歳のヨンヘ。 1988年にMCを務め6年間活動し1994年に再びバトンを引き継いでからは26年間活動している。 緊張しながらステージに上がる出演者の年が多くても、たいていは孫息子同然だ。 それでも30~40代のきれいな女性たちが上がるとソンヘは「若いお兄さん」と呼ばれることを願っている。 あまりにも年上だから、みんな冗談だと思って通り過ぎる。 40~50代の中年男性も「おじさん」よりは「お兄さん」と呼ばれたいと思っている。 本人が願うならば、お金がかかるわけでもないので「お兄さん」と呼んでもいい。 愛嬌があって積極的な女性たちはそうする。 周りが聞きづらいと感じたとしても関係ない。 オジョシは照れくさくて「お兄さん」と声を出しにくい女性に用意された言葉だ。 tvNの『人生酒場』で俳優のキム・ヒウォンと共演したEXIDのハニーは、キム・ヒウォンを「オジョシ」と呼び、周囲を笑わせたことがある。 「お兄さん」と呼んでたらどうなっていただろうか? 20歳も差があるので少し微妙な雰囲気が漂っただろう。 キム・ヒウォンは「オジョシ」で満足しているようだ。 お兄さんとおじさんは少しの差だ。 その間におじさんがいる。 もう少し頑張ればお兄さんの隊列に合流するかも知れないし、ややもすると「おじさん」に墜落するかも知れない危険な間でもがいているのだ。 |