解説 | ハングル:ㅋㅋ ハングル発音:クク 意味:笑い声を表す擬声語 解説: 「ㅋㅋ(クク)」、笑い声を表す擬声語。笑い声を子音だけで表した新造語で、韓国のインターネットで最も広く使われる初声体だ。「ㅎㅎ(フフ)」も笑い声を表示する初声体で、「クク」よりは和らいだ感じを与えるが、使用頻度は少ない。 どうやって読むのか? 多くの人が「キクキク」と発音するが、「ケケ」、「カカ」、「ココ」、「クククク」、「キキ」、「クク」など様々な発音が可能だ。気の向くまま読めばいい。 かつてテレビ番組にニックネームが「ㅋㅋ」の視聴者が登場し、出演者が何と呼べばいいのか困っていたこともあった。シチュエーションコメディ『クク島の秘密』(MBC、2008)が放送されてからは「クク」または「キキ」が流行っている。 「ㅋㅋ」を英語で直訳すると「KK」になるが、白人優越主義団体の「KKK」を連想させる。 実際「ㅋㅋ」には嘲弄や皮肉がある程度含まれているのも事実だ。 「ㅋ」の個数によって意味や語感が少し変わる。 「ㅋ」が1つなら概して嘲笑と皮肉だ。「あまり(いいえ)」という言葉を代える用途でもある。 あまり使われることはないが「ㅋ?」は嘲笑が混ざった反問や面白いことに対して興味があるというニュアンスを持つ表現だ。 「ㅋㅋ」、「ㅋ」が2つなら文章の後ろを飾る言葉としても使われ、独立的に「ㅋㅋ」とだけ書けば「これ以上言うことはない」という意味になる。 「ㅋ」が3つの「ㅋㅋㅋ」はあまり面白くないが礼儀上笑ってあげるという表現だ。人によっては「なかなか面白いね」という意味でも使う。 「ㅋ」が6つ以上並ぶと、声を出して笑う価値があるという意味だ。 本当に面白いと言ってお腹を抱える場面を連想してください。自然に笑いが出てくる。 だからといって「ㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋ」のように「ㅋ」が限りなく続くのは笑いや笑わせることとは距離がある。とても情けなくて笑いしか出ないという意味だ。あまり登場しないが、キーボードバトル中に相手が失言をする時は間違いなく画面いっぱいに「ㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋ」が映る。 |