解説 | ハングル:완모 ハングル発音:ワンモ 意味:子どもを出産後、最初から乳離れするまで母乳だけで育てる 解説: 子どもを出産後、最初から乳離れするまで母乳だけで育てるという意味の新造語。 朝鮮の風俗画家のシン・ユンボク(申潤福)は女性という論争で話の素材にもなるが、代を継ぐ画家という点だけは確かだ。従曾祖父の時から図画署の画員だった。 父のシン・ハンピョン(申漢平)も名声を馳せた画家だったが、彼が残した作品には「慈母神の育児記録」がある。
上の絵を見れば分かるように、お母さんが赤ちゃんに母乳を含ませる姿を描いた絵だ。 最近は粉ミルクより母乳のほうがずっといいというのが定説で固まっているが、母乳育児は簡単ではない。「ワンモ」という新造語にも簡単ではないというニュアンスがある。 西洋では公共の場所で赤ちゃんに乳を飲ませようという運動が起きているが韓国ではタブー視する方が強い。 「授乳室があるんだから搾乳機などで前もって母乳を絞っておいて飲ませればいいのに、どうして胸を見せて飲ませるんだ」という意見が説得力を得ている。赤ちゃんのお母さんや、これを見守る男性や性的要素として見つめることも状況を悪化させる。 そのため、2002年SBSで双子の母親が母乳を授乳する光景がドキュメンタリーとして放映された時、反響が大きかったりもした。 ワンモがなぜ思ったより難しいのか? 1. 赤ちゃんが吸ったとしても最初から母乳が出るわけではない。 2. 母乳が多すぎても漏れる不便から、乳腺症など痛みや疾患が生じる。 3. 赤ちゃんの口を胸に当てていなければならないが、思ったより大変だ。 4. 母乳授乳が終われば乳房サイズが前より小さくなり弾力性も低下する。(一方、乳がんにかかる確率もはるかに減る) |