解説 | ハングル:반차각 ハングル発音:パンチャカク 意味:正に半日休暇を使いたい瞬間 解説: パンチャ(반차)+カク(각)の合成語。半日の休息を切望するサラリーマンの哀歓を表現した新造語。パンチャは年次有給休暇を半日だけ使うことで「カク」は「何か起こりそうな、またはあることをしやすい状況」を意味する接尾辞だ。 旧正月連休の後遺症だろうか? 昼食を食べて会社に入ってから座るやいなや眠気が襲ってくる。 外は摂氏氷点下5度とすごく寒いのに、暖かい日差しが降り注ぐオフィスは眠りを誘うほど暖かい。 トイレに行って冷たい水で顔を洗い、コーヒーを1杯飲もう。 眠気は覚めたが、 頭には 「あ~~仕事したくない」 これだけが切実だ。 昼用のお酒を上手に造る店があるというのに、言い訳をできる営業マンが急に羨ましくなる。半日休暇を使うか悩み遠くに座っているチーム長を見ると半日休暇の話をしたら悪態をつかれて終わりそうだ。 机の上に置かれた書類より、お酒が飲みやすいというカフェのことばかり思い浮かぶ。 携帯電話がブルブル震えて、携帯メールが到着したことを知らせる。 個人事業をしている友達からだった。 「午後に半日休暇。ヒーリング中」 そして憎らしく写真を1枚添付している。 「パンチャカク」という言葉から、余裕のある者と持たざる者の人生の違いがはっきりと現れる。 |