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エンタメ > 韓国ドラマ > 「秘密の森2」1話 視聴率9.1%でシーズン1の最高視聴率を更新
▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。
tvN『秘密の森2』が最高視聴率10%を突破した。チョ・スンウとペ・ドゥナは小さな事故でも無視することなく、相変わらずな2人のカムバックに視聴者たちも喜んだ。
去る15日に韓国で放送されたtvNの新しい土日ドラマ『秘密の森2』(脚本イ・スヨン、演出パク・ヒョンソン)1話は首都圏世帯基準平均9.1%、最高10.6%、全国世帯基準平均7.6% 、最高8.9%を記録した。昨シーズン最終回の視聴率も超えており、tvN歴代土日ドラマ初放送視聴率記録で2位になった。
tvNのターゲット層である男女20歳から49歳の視聴率は首都圏平均5.3%、最高6.2%、全国平均4.6%、最高5.5%と、初放送から地上波を含む全チャンネル1位を記録した。(ケーブル、IPTV、衛星統合有料プラットフォーム基準/ニールセンコリア提供)
この日の放送ではファン・シモク(チョ・スンウ)とハン・ヨジン(ペ・ドゥナ)が「統営(トンヨン)事故」の真相を追跡した。単純な事故だと思われたが、非常識なカップルの分別のない行動に事故の原因があったもの。沈黙しない検事のファン・シモクと、行動する警察のハン・ヨジンにより事故ではなく事件だという状況が明らかになったが、「前官礼遇」という不都合な真実がこれを一日にして覆した。現実で「慣行」を目のあたりにしたファン・シモクとハン・ヨジンの話で『秘密の森2』が始まった。
霧が立ち込めた統営(トンヨン)の海。出入り禁止のロープが設置された海岸で大学生2人が泥酔状態で溺死する事故が発生した。その夜、いつもフォローしていたSNSを介して統営の海岸で出入り禁止のロープを背景にツーショットを撮ったカップルの写真を見たハン・ヨジンはこの「事故」に疑問を持った。
写真を公開して時間が経ってからその写真を削除したという点、そのカップルがその夜に一晩かけてソウルに戻ってきたという点がハン・ヨジンの刑事としての勘を発動させた。調査を開始したハン・ヨジンはついには統営支庁で勤務しているファン・シモクにも「事故ではなく事件だ」という可能性を伝えた。すでに事件を注視していたファン・シモクも動いた。
事件現場を再び訪れたファン・シモクは事故推定時間にカップルが切断したと推定される出入り禁止ロープと、その統制線がライターで切断されたという事実まで把握して真実に近づいた。追跡の末、SNSの中の男イ・ヨンホ(カン・シンヒョ)を見つけたハン・ヨジンとチャンゴン(チェ・ジェウン)刑事は容疑を追及したが、彼が選任した「部長判事」出身の弁護士オ・ジュソン(キム・ハクソン)により追加の調査を行えなかった。
オ・ジュソン弁護士の力は起訴にも影響を及ぼした。前日に提出された調書が一日もたたずに不起訴処分を受けたもの。処分書には「容疑なし」、「罪にならない」という項目にチェックがされていて、その決裁欄にはファン・シモクと西部地検で働いていたカン・ウォンチョル(パク・ソングン)のサインがあった。昨シーズン、ファン・シモクの強固な支援軍だったカン・ウォンチョルだったことから、これを見た視聴者たちは衝撃を受けた。
一方、ファン・シモクとハン・ヨジンが「統営事故」を調査する中でも検察と警察の対立はさらに表面化していった。
特に捜査構造革新団の団長チェ・ビッ(チョン・ヘジン)は「双方が直接対面して捜査権を調整することを長官に直接提案させてほしい」と提案して、さらに深まる葛藤を予告した。
長い時間を待ってきた視聴者たちに『秘密の森2』初回は懐かしい友達に会うような時間だった。イ・チャンジュン(ユ・ジェミョン)のナレーションでドラマがスタートし、霧に覆われた統営の海岸でファン・シモクが登場して視聴者は秘密の森に没頭し始めた。