Q.キム・スヒョンの所属事務所キーイーストについて教えてください。
| A. | その後、スジが所属しているJYPの株価総額が70億ウォン近く落ちた一方、キーイースト（Keyeast）の株価は上昇を見せ、非常に対照的な現象が起こりました。恋愛説が出たときに、女性芸能人が男性芸能人よりも不利であることを確実に見せてくれた事例です。イ・ミンホはスターハウス所属で、キーイーストと直接的な関係ありませんが競合他社の低迷で反射利得を得たわけです。 以来、多少騰落を繰り返しましたが、キーイーストの株式は昨年よりも高いレベルを維持しているのは変わりありません。もちろん、金利の下降による安定志向のために韓国の株式市場が全般的に強気を見せているという点は考慮しなければでしょう。 キーイーストの株価が上昇しているところに、キム・スヒョンという顕著な俳優の存在が一役買っていることは周知の事実でしょう。キム・スヒョンについて、「キーイーストと呼ばれる甕（かめ）に永遠に水を入れる柄杓（ひしゃく）」という表現も登場しましたが、ある程度は一理のある言葉です。 なぜなら、キム・スヒョンがキーイーストの売上に絶対的な貢献をしているからです。ドラマ『星から来たあなた』が中国をはじめ、アジアで人気を集め、キム・スヒョンのギャラが大きく跳ね上がり、広告だけで300億ウォン以上の収益を上げたと推定されています。 キーイーストの昨年の売上高は888億ウォン程度ですが、この推定が正しければキム・スヒョンの広告費が売上の3分の1になるという計算が出てきます。ここに、ファンサイン会や放送番組の出演料としてキム・スヒョンが受け取ったお金を加えた場合、キーイーストの売上においてキム・スヒョンが占める割合は、はるかに大きくなるでしょう。 特に、キーイーストの中国市場での売上におけるキム・スヒョンが占める割合は絶対です。2013年の第3四半期のキーイーストの中国での売上は0ウォンです。昨年第3四半期には163億ウォンの売上を中国だけ出しましたが、完全にキム・スヒョンの人気によって稼いだお金です。 キム・スヒョンが生計を成り立たせていると言っても過言ではないキーイーストは、韓流の風を起こしたヨン様ことペ・ヨンジュンと8年の間、彼のマネージャーとして世話をしたヤン・グンファンが作った会社です。もちろん、筆頭株主はペ・ヨンジュンであることでしょう。より正確に言えば、2004年にペ・ヨンジュンが1人企画会社として作ったBOFエンターテイメントに、ヤン・グンンファンなどが合流してキーイーストを買収したと見ることができます。1996年10月に設立されたキーイーストは、すでに2003年にはコスダックに上場した状態でした。 俳優が作った芸能事務所だからなのか、キーイーストに所属している芸能人はほとんどが俳優です。ペ・ヨンジュンとキム・スヒョンのほか、チュ・ジフン、キム・ヒョンジュン、ハン・イェスル、チョン・リョウォン、ソ・イヒョン、イ・ヒョヌなど30人余りの俳優が名を連ねています。 ガールフレンドへの暴行事件に巻き込まれて、結果的にキーイーストの株価を7.5％も下げたSS501のリーダー、キム・ヒョンジュンは中国のメディアで「ペ・ヨンジュンの細身バージョンだ」と似ている芸能人として選ばれたりもしました。 ペ・ヨンジュンは、LSグループのク・ジャギュン副会長の次女であるク・ソヒと交際したのち別れましたが、正確な決別の理由は明らかになっていません。ただ、どちらともお金持ちだったからか、別れる光景は非常にクールだったそうです。 キム・スヒョンがキーイーストに合流したのは2010年。当時、キム・スヒョンはSBSドラマ『クリスマスに雪は降るの』でコ・スの子役を務めていました。ヤン・グンファン代表は「ある日、妻が本当に良い子がいると推薦してきて、探してみたところ気に入った」とし、「うわさをたよりにして連絡がつき、すぐに専属契約を結んだ」とキム・スヒョンを獲得した裏話を打ち明けたことがあります。 キム・スヒョンはドラマ『プロデューサー』の出演に続き、アクション映画『リアル』でスクリーンにも復帰します。キーイーストの関係者は「キム・スヒョンが軍隊に入隊する前の最後の作品になるという話があるが、絶対そうではない」とし「良い作品があれば活動を継続する」と強調しています。 キム・スヒョンの軍入隊はキーイーストとして考えたくもない悪材料でしょう。キム・スヒョンはもともと、兵務庁の身体検査で公益勤務要員（区役所などの公共の施設で勤務する要員）の判定を受けましたが、本人が再検査を要請して現役判定を受けるほど、入隊意志が強くあります。キム・スヒョンの空白を埋める俳優が現れない場合、キーイーストの実績は悪化することでしょう。 昨年、キーイーストの株価が上がり、ペ・ヨンジュンが株式の100％を所有しているBOFインベストメントがキーイーストの株式590万株を売って100億ウォン以上の差益を得たことを見て、証券街ではキム・スヒョンの軍入隊前に筆頭株主が急いで差益を受け取ろうとしたものだと解釈しました。このような噂を意識してか、これまで最高戦略責任者（CSO）の位置にだけいたペ・ヨンジュンが会社買収から9年ぶりに登記役員になりました。 キーイーストの関係会社 ・デジタルアドベンチャー（1971.12月に設立） - 韓流コンテンツ流通専門会社。大阪証券取引所に上場。 ・KNTV（1996.11） - 日本の衛星放送やケーブルTVの韓国映像コンテンツ配信。キーイーストは2014年7月にKNTVの株式取得。 ・コンテンツケア（2012.8） - テレビ放送用ドラマ制作 ・コンテンツエン（2013.5） - モバイルゲームコンテンツ制作 ・DA Music（2005.11） - 日本の東京にある会社で主業種はアルバム企画 ・DA music Publishing（2005.11） - 日本の東京にある著作権開発、管理会社 キーイースト所属芸能人 クォン・シヒョン、キム・スヒョン、キム・ヒョンジュン、キム・ヘイン（2012年ワールドミスユニバーシティ1位）、キム・ヒチャン、リュ・サンウク、パク・ソジュン、パク・ソナ、パク・スジン、パク・ウンビン、ペ・ヌリ、ペ・ヨンジュン、ソ・イヒョン、ヨ・イジュ、ワン・ジヘ、イ・ダイン、イ・セナ、イ・ジェウォン、イ・ジフン、イ・ヒョヌ、イム・スジョン、チョン・リョウォン、チョン・ヘナ、チョアン、チョ・ヨンソ、チュ・ジフン、チ・ソヨン、チョン・ミンヒ、ハン・ボルム、ハン・イェスル、ハン・ジョンヨン、ホン・スヒョン（キーイーストが所属アーティストとして明らかにした芸能人である） |
- Lim, Chul
- 入力 2015-04-21 09:00:00
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