Q.韓国では「成年の日」に何をするのですか?成人式はありますか?

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A.
高校を卒業した時のことを思い出します。

当時は父親の事業がそこそこ上手くいっていた時期で、行きつけの洋服屋に連れて行ってもらい、素敵な紳士服にコートまで作ってもらいました。

制服を脱ぎ捨てて、新しいスーツを着た時の気持ちは、言葉で表現することが難しいほどでした。今考えると、子供が官服を着たような姿ではなかったか、少し恥ずかしくもなりますが、とにかく胸を張って、友達と喫茶店を訪れた記憶が思い出されます。

当時、「成年の日」は別途なかったため、満で何歳というような年齢の基準よりは、高校を卒業すると通常は大人としての扱いを受けていました。「成年の日」は高校卒業する日、成人式は高校の卒業式ではなかったかと思われます。

卒業式には、親と一緒に友人や知人が来ますが、素敵なガールフレンド(またはボーイフレンド)が来れば、多少は堂々と(?)親に紹介できる場でもありました。早ければ7歳、通常は8歳(満6歳)から小学校に入学して、小学校6年、中・高校6年と合わせ12年間を学校に通ったのですから、年齢もほとんど成年になったというものです。

日本はどうなのかわかりませんが、韓国は成年を迎える若者たちがほとんど大学入試に追われている境遇にあるため、大げさにこの日を記念することはできません。ただ、こんな日​​があったな、と思い出す程度の国指定記念日になったわけです。

親は子どもが良い大学に入学することが願いであるため、成年の日など気にもしません。カレンダーに赤い文字で書かれていないため、夕食を食べながらテレビで成年の日についての話題が流れれば「今日はそんな日だったのか?」と考える程度です。

韓国での成人は満19歳です。2013年7月以前には、満20歳でしたが、青少年保護法と選挙法上の年齢を合わせるために19歳に調整されました。

成人になると、未成年者のときにはできなかったこと、例えば酒とタバコ、風俗店への出入りが自由になりますが、この年齢は話したように、ほとんど学生の身分であるため、大人の店への出入りは考えることさえできず、コンビニでタバコを買うことも難しいです。自宅で飲み会でも開こうものなら、母親に頬を叩かれることでしょう。

やはり成年の日は高校の卒業式ほどには祝われません。インターネットを埋め尽くした「成年の日」のプレゼント広告は、企業が商品をどうにかして売ろうという努力の結果であるだけです。まあ、それでもサークルの先輩たちが祝ってくれたり、友人同士で祝う席程度は持つようです。天塩を掛けて子どもを育てている親たちの中には、この日にプレゼントをする人もいたりするでしょう。

どこから由来したのか知ることは難しいですが、大学では成人となる学生をキャンパス内にある池や湖に落とすこともあるそうですそうです。このようなことが慣習として定着することが良いことなのかはよくわかりません。

韓国の成年の日は、日本とは日付が異なります。韓国は5月の第3月曜日で、1月の第2月曜日に「成人の日」を迎える日本とは四か月の差があります。

初めて成年の日が指定された1973年には4月20日でしたが、1975年から5月6日に変わり、1985年には戻って現在の日付に調整されました。

中国の一部の地方では、文化大革命時代に消えた成年礼を復活させようとする動きがあるそうですが、成年の日を記念する国は韓国と日本だけのようです。

☞ 成年の日の贈り物はバラと香水とキスです。バラは情熱的に生きなさいという意味を込めて、香水は美しく品格のある香りを抱いて生きなさいという激励の意味です。キスは必ずこの日でなくても欲しいプレゼントではありますが、恋人がいない場合、決して得ることができない贈り物ですね。

ただし、大人になった子ども(?)は、このような象徴的な贈り物ではなく、自動車、洋服、時計、靴など、とにかく少し高価な贈り物を望むというのが統計調査の結果です。現金や商品券はどうかって? もちろんOKです。

☞ 成人の基準は国によって違います。ほとんどの国が20歳前後ですが、ウズベキスタンでは14歳になると大人の待遇を受けるそうです。英国もスコットランドは16歳が基準で、パキスタンは男性が18歳、女性は16歳、インドネシアは男性が18歳で、女性は15歳と、男女差別があります。男性がいつまでも子供っぽいことは事実ですが、早く成人になる女の子たちが嬉しいのかはわかりませんね。

☞ 成年の日に行う儀式が成人式になるわけですが、韓国では三国時代から成人式を行っていたという記録が残っています。昔の風習では成人になった男性には冠を被せてあげ、女性にはかんざしを挿してあげました。成人式は宗教的により大きな意味があります。一部の宗教では、臨死体験の儀式も行われるそうです。成人式は「これからは自分の行動には自分で責任を負え」という意味で行われる儀式です。
  • Lim, Chul/写真=MBN
  • 入力 2015-05-20 04:00:00

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