Q.韓国で起きた歴代の航空事故・事件について教えてください。（下）
| A. | （※この記事は「韓国で起きた歴代の航空事故・事件について教えてください。（中）」の続きです。） ▶ 大韓航空6316便 墜落事故 - 1999年4月、中国上海でMD-11貨物機が機体の欠陥と、管制塔との高度計算の換算不備により墜落し、操縦士3人と墜落地点に住んでいた中国の住民5人が死亡した。 ▶ 大韓航空8509便 墜落事故 - 1999年12月22日、ロンドンからミラノに向かっていたボーイング742貨物機が離陸から2分で90度傾いたまま森に墜落し、乗員4人全員が死亡した。 ▶ 陸軍CH-4ヘリコプター オリンピック大橋墜落事故 - 2001年5月29日、オリンピック大橋の中央塔に聖火を模した造形物を設置していた陸軍のヘリコプターが、突然の下降気流により墜落、乗員3人が全員死亡した。近くのアパートの住民が造形物設置の光景をビデオカメラで撮影したため、映像が記録に残っている。 - 事故当時、造形物設置作業は専門知識が必要であるにもかかわらず、民間技術ではなく軍が動員されたと非難を受けた。造形物は再設置されたが、犠牲になった軍将兵に対する記録は大橋のどこにもない。 ▶ アシアナ航空991便 貨物機墜落事故 - 2011年7月28日に済州から上海浦東に向かっていたボーイング747貨物機がレーダーから消えた事件。その後、飛行機は発見したがブラックボックスは見つからなかった。航空当局の調査結果、電子部品、塗料、リチウム電池、織物などの可燃性の貨物から火災が発生して墜落したものと推定されている。 - 事故後、某マスコミが機長が15億ウォン以上の巨額の借金をした状態だと報道し、複数の保険に加入して保険金を受け取るために、わざと事故を起こしたという噂が出回ったりした。 ▶ アシアナ航空214便 墜落事故 - 2013年7月7日、サンフランシスコ国際空港に着陸していたボーイング777旅客機が地面に衝突した。事故当時撮影された映像を見ると、低い高度で接近していた事故旅客機は滑走路に衝突した後、そのまま滑るように左に外れ、前方のランディングギアが埋まり、後尾が急激に持ち上げられる。 - 事故現場で語学キャンプに参加するために米国に行こうとしていた中国の女子高生2人が死亡しており、治療を受けていた乗客が追加で命を失った。 ▶ ソウル三成洞 ヘリコプター墜落事故 - 2013年11月16日の朝、蚕室ヘリポートでLG電子の役員を乗せるために金浦空港から蚕室に向かっていたヘリコプターが永東（ヨンドン）大路脇の高層マンションに突っ込んで墜落した。この事故で乗員2人が命を失った。事故直後、アパートの住民が避難する騒ぎがあったが、アパートでの人命被害は発生しなかったが、週末の朝から交通渋滞が発生する不祥事が起きた。事故は霧が立ち込めた状態で航路を離脱したヘリが高層マンションを見ることができずに発生したものと推定された。事故が起きたアパートに設置された航空障害灯は消されていたという。 |
- Lim, Chul
- 入力 2015-08-19 00:00:00
Copyright O2CNI All rights reserved.
