Q.チョンホ食品が謝罪文を出した経緯が何だったのか教えてください。

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A. 先日、チョンホ食品の代表がろうそく集会を非難したことと関連がありますか?

  • < チョンホ食品のホームページに掲載された謝罪文。右側に問題になった鹿茸紅参製品が見える >

先日も泉湖(チョンホ)食品から電話を受けましたが、このようなことが生じてしまいましたね。どんな電話だったのかって?

何年か前にこの会社で製造した「黒ヤギ一匹」を食べたんですよ。いや、食べたというよりは飲んだというのが正しいですね。黒ヤギを煮詰めたエキスだったのですからね。

とにかく黒ヤギを飲んだ後、ヤギを飲むなんてちょっと表現がひっかかりますね…まあそんなことがあってから間もなく、「少し身体は良くなりました?効果ありました?」という電話が来て、その後には定期的に製品を購入する意向があるのかという電話が来るんです。

チョンホ食品は「男性に本当に良いのに…」という広告で有名になった企業でしょう。夜の床に良いという話ですが、とても口では言えないごたくを並べる広告でしたね。黒ヤギを飲んだ筆者に「ちょっとどうだ?」と聞いてきた電話も、おそらくそのような意味が少しあったのでしょう。

チョンホ食品はカタツムリでヒットした会社ですね。この会社の代表であるキム・ヨンシク氏は、交通事故で腕を骨折した後、骨がくっ付かずに6カ月のあいだ苦労していたが、カタツムリを服用して驚くほどの効果を経験したといいます。手術を控えて、わらにもすがる思いでカタツムリを煮込んで食べたのですが、嘘のように骨がくっ付いて手術を避けられたという話ですね。

その後キム氏はカタツムリの養殖を行いましたが、誰彼なしにカタツムリの養殖に飛び込んだせいで事業が困難になるやいなや、いよいよカタツムリエキスを作って売り始めました。

カタツムリエキスは口コミで広がりながら、チョンホ食品は釜山の郷土企業としてそびえ立つ基盤を構築しました。

のろのろと歩くカタツムリのように、チョンホ食品は黒ニンニク、黒ヤギ、サンシュユ、紅参、鹿茸などを製品群に追加して会社を育てました。売り上げ高に比べて利益が高い優良企業として、キム・ヨンシク氏は一時釜山では現金を最も多く持つ人として噂になったりしました。

のろのろと根性で耐えて推し進むのがチョンホ食品の誇りだったのですが、一瞬で危機に直面してしまいました。

キム・ヨンシク氏は自身の運営するオンラインカフェにも、「根気があってこそ金持ちになる」とスローガンを掲げています。大韓民国を金持ちの国にするという趣旨だからいいですよね。

ところが、金持ちを作るのにあまりにも夢中になったせいでしょうか? 度を超えた言葉がカフェに載せられてしまいました。

2016年11月4日、チェ・スンシル(崔順実)の国政壟断事態に国全体が熱く燃えている時、ろうそくデモを非難する記事と動画をアップしました。

「国が心配になる」というタイトルの記事で、「ろうそく示威、デモ、昔の話を暴くメディアなど、なぜこうなのか分からない。国政が揺れて国が危険になる」と書いたのです。この記事に保守団体で製作した動画を添付しましたが、動画は「朴槿恵(パク・クネ)大統領が人をうまく使えなくて起きただけのことだ。ろうそく集会に荷担した国民は暴徒」だという内容を盛り込んでいたでしょう。

このような記事を上げても無事だろうと考えたのでしょうか? 非難世論が沸騰するとたちまち記事を下ろしましたが、すでにあちこちに拡散した後でしたね。Daumアゴラでは「チョンホ食品不買運動」が起きました。

おそらくその時点で不買運動が起こったなら、今回の事態もなかったでしょう。しかしチョンホ食品の社員が何の罪だ?会長の一言で不買運動を展開することはあまりに行き過ぎているという意見が多く、実際に不買運動にはつながらなかったのです。

「ろうそく集会非難」の余韻がなくなる前に、今回はインチキ健康食品で波紋を起こしたのです。

今までチョンホ食品は、紅参製品には紅参原液と精製水だけを入れると宣伝してきましたが、検察の取り締まりで水飴とカラメル色素が入っていることが摘発されました。食品医薬品安全処も6年根紅参の入った4製品の販売を中止させました。

機能食品に入った添加物のうちでカラメル色素は、製造方法によって亜硫酸やアンモニアなどの化合物が1つ以上検出されますが、アンモニアが添加されたカラメル色素には、癌を誘発する「4-メチルイミダゾール(4-MI)が含まれています。健康を守ろうとしてせっかく買って飲んだのに、癌にかかる可能性もあるという話ですよね。

事態の深刻さを斟酌したのか、チョンホ食品はすぐにホームページに謝罪文を掲げ、交換および返金処理を行うと明らかにしました。問題になった原料はすぐに廃棄して、現在は全く使わないという言葉も付け加えました。

しかし謝罪文は間違いをすべて原料供給業者になすりつけ、謝罪文さえも非難を受けるしまつです。謝罪文にそのような内容が含まれていますね。まず謝罪文は原料供給業者関連~で始まります。私たちのせいではないという前提をつけて謝罪をするんですよね。

原料を供給した会社は京畿道楊平郡にある高麗人参研究株式会社で、韓国人参製品協会会長が運営する会社です。このような会社なので信じていたのに、自分たちも被害者だという主張ですね。

自分たちは紅参の有効成分であるジンセノサイドの含有量を徹底的に検査したが、供給業者で糖成分を高める物質を意図的に微量に混合する場合には、肉眼検査と成分検査で確認することは不可能だという言いわけをならべました。

自分たちが検査できなかったことを検察が明らかにしたと告白したわけです。

けっきょく謝罪文は「奴を信じた俺が少し愚かだったとはいうものの、俺の間違いではない」ということばに要約されます。国を終わりの見えない騒乱に追いやった朴槿恵大統領の言動とあまりにも似ているように見えたりもします。

なるほどこんな理由から、このあいだは朴大統領をかばってろうそくを卑下する記事を掲載したのかもしれませんねえ。
  • Lim, Chul
  • 入力 2017-01-13 00:00:00

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