Q.韓国の「ナホルロ族(おひとりさま)」たちの日常はどんなのですか?

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A. インターネットに面白い試験問題が紹介されました。
いわゆる「ホンノル(1人遊び)」能力評価試験です。

韓国語ができるなら一度解いてみて下さい。(答えは下にあります)

1人でご飯を食べ、酒を飲んで、映画館を訪れ、旅行に行く人たち。旅行?ここで疑問符が投げられますね。1人で旅行に行くくらいなら、懐は豊かな人たちじゃないの? ほとんどのソロ族(独身族)は、財布事情は困難ですよ…。

当然出てくるべき反論でしょう。

しかし、1人で旅行に行くのにそれほどお金がかかりもしません。バスや列車のチケット1枚をさっと買って発てばいいのです。風光明媚な山と海を見渡し、その土地の食べものを味わった後、戻ってきたらいいでしょう。異性の友人とはむつかしい旅行も、1人ならゆっくりと過ごせるでしょう。

トム・ハンクスの映画『フォレスト・ガンプ(Forrest Gump)』が思い出されます。唯一のガールフレンドのジェニーがやってきて、少しのあいだ家に泊まって去った後、ガンプは米大陸を横断しながら走ります。たとえ寂しいものの、大自然の秘境を目に焼き付けます。

一緒にすれば良いことも多いですが、1人で楽しめることも転がっています。無料で楽しめるところも散らばっていますね。芸術映画を上映する各国の文化院、少し古びた町のみすぼらしい店だけどすごく美味しいチゲを出す食堂。こんなところを粋でオシャレな異性の友人と一緒に来ることは容易ではないでしょう。

最近、ソウルで1人で遊ぶことに最適な場所として、毎週土曜日になると必ず開催されるろうそく集会の場所、光化門が1番に挙がります。

あるインターネットメディアが成人男女200人を対象に実施したアンケート調査でも、47.8%が光化門一帯を挙げました。光化門の周辺には1人で楽しめる場所が散らばっています。

地図を1つ紹介しましょう。

赤い点の押されたところがすべて1人で楽しめる場所です。ここには表示されていませんが、いくつかの国の文化院もこの一帯に散在しています。自分の国の文化を宣伝するところなので、大部分はタダか非常に手頃な価格です。光化門から少し離れたところにあるフランス文化院もそのひとつしょう。

フランス文化院には2万冊を超える本や雑誌、映画のDVDなどが備え付けられていますが、会費(年会費6万ウォン)を支払うだけで本を借りることもできます。

  • < フランス文化院メディア図書館 >

光化門の周辺には、2時間弱を歩くコースが6~7つほどもあります。光化門から歩き始めても良く、光化門を終点としてもいいですよね。おそらくこのため光化門を「1人遊び」の適地として挙げるようです。

李明博(イ・ミョンバク)政権時代に復元された清渓川に沿って歩き、永豊(ヨンプン)文庫に寄って新刊書を見て、ククス(うどん)屋で簡単に腹ごしらえをすることもできます。ここにある永豊文庫はリモデリングして再オープンし、ふかふかのソファも置かれていて、ちょっと本を読むのには非常にお勧めです。

  • < 北村(地図では真ん中の上の方) >

光化門広場から歩き始め、古い家屋が並ぶ北村(プクチョン)を見学して展望台に上がることもできます。

再び疑問符に戻りましょうか? 旅行はお金がたくさんかかるって?1人旅に発つために財布を分厚く満たす必要はありません。ただ心の向くままに足を運べばいいのです。

ところが「心の向くまま」、これ問題です。ほとんどのナホルロ族(1人族 / おひとりさま)は仕事に追われ、このような心を持つことが難しいですからね。難しくてたいへんでも、一歩踏み出す心があったならどんなに良いでしょうか。

【正解】
1-⑤、2-③、3-ホンノル旅行、4-ホンスル(1人酒)
2番の問題はフトコロ事情や周辺の環境によって異なる場合があります。住んでいる町にコンビニがなかったり、せいぜい1つしかないコンビニで弁当を売っていないなら、⑤番(コンビニで弁当を食べる)は難易度が高い程度ではなく、不可能に近くなりますからね。
  • Lim, Chul
  • 入力 2017-01-16 00:00:00

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