解説 | ハングル:일짱 ハングル発音:イルチャン 意味:ケンカが上手な人 解説:韓国の代表的な美人女優キム・ヒソンが10年ぶりにMBCにカムバックする。『悲しい恋歌』以来10年ぶりに登場する作品はミニシリーズ『アングリーママ』だ。 このドラマでキム・ヒソンの役は、釜山の伝説的なイルチャン出身のがむしゃら主婦だ。学生の時に「南浦洞刺身」と呼ばれたごろつき少女だ。 ここでイルチャンとは、ケンカが1番上手な人という意味だ。イルチャンは相手と1対1で勝負して競って勝たなければならない。ナイフなどの武器を持たずに拳や足、つまり体だけで勝負をしてこそ、イルチャンとしてもてなしを受ける。一時は、イルチャンという言葉が「学校で最もケンカが上手な子」として通じていたが、最近では「最高のファイター」をイルチャンとして表現する傾向にある。 イルチャンは範囲に応じて小学生イルチャン、ソウルイルチャン、ソウル大イルチャン、中学校イルチャン、全国区イルチャンなどの様々な名称の後につく。もちろん、クラスイルチャンも可能だ。 チャンは「最高」を意味する接尾語で、どこにでもつけることができる。代表的な言葉がオルチャン(オルグル=顔とチャンの合成語)、モムチャン(モム=体とチャンの合成語)などがある。着こなし(メプシ)のいい人をメプシチャンと呼んでも意味が通じる。 チャンはまた、形容詞としても使われる。例を挙げれば「その人は最近、人気がチャンである」という言葉は「その人の人気は最高だ」という意味だ。 |