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ポスコケミカル、米GMと北米に陽極材工場を建設

  • ポスコケミカルは8日、米国最大の自動車メーカーであるゼネラルモーターズ(GM)と手を組んで、カナダのケベック州ベカンクールに陽極材の合弁工場を建てると明らかにした。

    昨年、両社が合弁工場の設立を発表したことに続き、最終的に用地が確定した。ポスコケミカルは昨年の中国に続き、北米にまで陽極材基地を拡大することになった。

    両社は第1段階に4億ドルを投資する。来年に着工する予定で、本格的な量産は2024年末と予想される。業界ではこの工場の年間の陽極材生産能力を3万トン規模と見ている。電気自動車20万台に採用できる分量であり、売上げでいうと1兆ウォンに達する。

    ここで生産されるハイニッケル陽極材は、GMとLGエネルギーソリューション間の合弁会社である米Ultium Cells(アルティアムセルズ)社に供給される。 GM製の電気車である「ハマー」「リリック」「シルバー」そして電動商用バン「EV600」などのバッテリー素材としても使われることになる。

    ポスコケミカルは加ケベック州を橋頭梁として、北米事業を急速に拡大すると見込まれる。今回の投資を第1段階と見ているだけに、合弁会社はGMの電気自動車事業の拡大に合わせて投資規模を増やしていく計画だ。
  • 毎日経済 | イ・ユンジェ記者 | 入力 2022-03-08 21:11:13