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パンテックが19カ月ぶりに新しいスマートフォンを発売…「私が戻ってきた」

昔の栄光の回復宣言…年内国内販売30万台を目指す 

    スマートフォンメーカーのパンテックが最後に新製品を発売して以来、1年7カ月ぶりに新しいスマートフォンを出し、昔の栄光の回復に乗り出す。

    パンテックは22日、ソウル上岩洞(サンアムドン)の社屋で新しいスマートフォンSKY(スカイ)「IM-100」を公開し、30日からSKテレコムとKTを通じて販売すると発表した。スカイはパンテックの全盛期を代表するブランドで、IM-100という名称は「私が帰ってきた(I'm back)」を連想させる。

    ムン・ジウク社長はこの日、「パンテックは苦難を経験した老兵でも不死鳥の英雄でもない」とし、「ただの日常の友達になろうとする切実さで、みなさんの前ではなく横に帰ってきた」と伝えた。

    スカイIM-100は、新しい概念の普及型スマートフォンで、製品名にはパンテックが市場に戻ってきた意味もあるが、会社を去った従業員が再び帰ってくることを望む意味も込められている。出庫価格は44万9000ウォンで、中低価フォンだが性能はプレミアムフォンに劣らず改善した。

    携帯電話と一緒に提供される無線充電器兼用Bluetoothスピーカー「ストーン」は、六面体形状の小さな機械に、充電、スピーカー、室内照明などの機能が集約されている。機器上部には、充電のためのスタンドがあるが、ここにスマートフォンを置けば、自動的に充電される。また、スマートフォン向けアプリケーション(アプリ)と接続すると、ムードランプとしても使える。

    スカイ端末機の背面に付いた車輪形状の「フィールキー」は、アナログ感性を盛り込んだ金色ボタンだ。白と黒の2種で発売されたシンプルな製品デザインにボタンのようにポイントを与える部分でもある。スカイのどの画面でもフィールキーを押すと、音楽が始動し、音量が大きくなるほど画面には水がみなぎるイメージを与え、楽しさを加えた。製品を握って右手の親指だけ回すと、このすべての機能を簡単に使える。

    パンテック側は、「年内30万台の販売を目指し、今日から全国65カ所でASセンターも稼働した」と説明した。業界関係者は、「パンテックが困難を克服し、新しいスマートフォンを発表したこと自体を高く評価できる」とし、「今や熾烈な国内中低価フォン市場でどのような戦略で生き残れるかが観戦ポイントだ」と伝えた。
  • 毎日経済 イ・ギョンジェ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-06-22 17:14:40