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ソウル市が北村・西村など5カ所を韓屋保存地区に指定

最大1億8000万ウォンを支援 

    △写真=ソウル市の支援を受けて修理した昭格洞(ソギョクドン)韓屋

    ソウル市は1日、北村(プクチョン)・西村(ソチョン)・仁寺洞(インサドン)・敦化門路(トンファムンノ)・城北洞先蚕壇址(ソンブクドンソンジャムダンジ)などの韓屋密集度が高い5カ所、約55万平方メートルを韓屋保全区域に指定して、1戸当たり最大1億8000万ウォンの韓屋建築・修繕支援金を補助することにしたと発表した。

    韓屋保全区域は、韓屋密集地域の中で地区単位計画を通して、韓屋建築だけが可能なように指定された場所と周辺部で韓屋村の景観のために高さなどの規制を受ける地域だ。去る3月に改訂された「ソウル市韓屋保全および振興に関する条例」に基づいて、市長が韓屋委員会の諮問を経て、指定、公告する。

    韓屋保全区域で韓屋を修理する場合は、審議を経て最大1億8000万ウォン(融資9000万ウォンを含む)までソウル市の支援を受けることになる。他の地域は、支援金が最大1億2000万ウォンだ。韓屋を新たに建てる場合は、最大1億5000万ウォン(融資3000万ウォンを含む)を支援する。これも他の地域の最大1億ウォンより多い金額だ。

    市はまた、これとは別に韓屋密集地域の中で、北村、雲峴宮(ウンヒョングン)、敦化門路、景福宮(キョンボックン)西側、エンドゥマウル、先蚕壇址、誠信女子大学周辺、貞陵(チョンヌン)市場周辺、普門洞(ポムンドン)一帯などの9カ所、約150万平方メートルに対して規制緩和のメリットを与えることにした。この地域で韓屋を建てる場合、付設駐車場設置義務の免除するなどの建築法の規定の一部を緩和する。

    市は「古い路地と狭い筆地で構成された韓屋密集地域で、現行の建築法を適用して韓屋を建設する場合、歴史性を秘めた路地形態の維持と室内空間の確保が困難な状況を反映した」と説明した。
  • 毎日経済 キム・ギジョン記者 / 写真提供=ソウル市 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-06-01 12:06:29