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イ・ボヨンが「Mother」を通じて「母親」を語る

    2014年に放送されたSBSドラマ『神様がくれた14日間』にて失踪した子どもを探す母親に扮し、切々とした演技を披露したイ・ボヨンが再び別の姿の母親となって帰ってきた。その間にイ・ボヨンは本当の母親となり、『Mother』にはイ・ボヨンの悩みの始まりと回答がすべて収められていた。

    最近ソウル江南区にて進行された『Mother』放送終了インタビューにてイ・ボヨンが考える「母性」について話を聞いた。

    日本の同名ドラマを原作とした『Mother』は、多様な母親の姿を描いた。子どもを虐待する母親から子どもを捨てねばならなかった母親、そうして捨てられた子どもを胸に抱く母親まで。多様な状況の中で表現される母性の多彩な姿はイ・ボヨンが伝えようとするメッセージとなった。

    「母性について悩んだ部分をこのドラマが十分に話してくれたと思っています。私は正直、子どもを生んでみても子どもが可愛いのか分かりませんでした。だから『なぜ人々が私に子どもを可愛がらねばいけないと放すのか、私がとても悪い母親なのか。私はなぜ子どもが可愛いのか分からないのか』と考えました。母乳を強要することもおかしく、『なぜ私たちの社会は母親という人間はこうでないとと話すのか』という理解できない気持ちを持っていたんです」

    イ・ボヨンの疑問は演技で完成した。イ・ボヨンが演じた『Mother』の中のカン・スジンもまた母性を持つ人物ではなかった。幼い頃に両親に捨てられたというトラウマによりカン・スジンは「母親」という選択肢を早くから諦めた人物。そんなカン・スジンが自分と似た状況に置かれた虐待児童ヘナ(ホ・ユル扮)と出会い、その子どもと過ごす時間を通じて「母性」を学ぶことになる。実際のイ・ボヨンも同じだった。

    「時間が過ぎるほど子どもがとても可愛くなったんです。だからそんな話をしたかったんです。最初に作品に入るときもそうでしたし、終わってからも変化した考えはありません。私はチャ・ヨンシン(イ・ヘヨン扮)母の気持ちのように、子どもは『育てる情』だと思います。私が子どもと過ごす一日一日が重要だということです。特にこのドラマを撮影しながら母親として子どもが内面に持っている性をしっかり積み上げてやらねばいけないと考えました」

    イ・ボヨンは自分が似たいと思う母親として、ドラマの中のカン・スジンの養母として登場したチャ・ヨンシンを選んだりもした。チャ・ヨンシンは養子縁組した三人の娘を育てながら、他のどんな母親よりも献身的な愛を注いだ。イ・ボヨンが考える「育てる情」という母性を代弁する人物でもあった。

    「真似たい母親はヨンシンお母さんですが、私はまだ未成熟でもあります。けれどここまでは良い母親のようです。うちの子供はまだ可愛いばかりですから。子どもに思春期が来たときにどう対応せねばならないか分かりませんが、今はまだ『こうやって育てよう』と話していたことに近いほうです。限りなく愛してあげ、味方になる母親になりたいです」

    イ・ボヨンは自分の悩みが込められていたため、短い時間でもカン・スジンというキャラクターに完璧に没頭することができた。イ・ボヨンはドラマの終了について話す途中に涙を流して別れを寂しがった。

    「正直、まだ実感がそう沸きません。今も終わっていないようで、明日も現場に出ねばならないようで。撮影が終わってユンボク(ホ・ユル扮)と大泣きしたんです。家に帰って15話のエンディングを見て心の中で泣きました。すべて打ち明けるおうに。それでもまだ少し胸が痛いです」

    イ・ボヨンが涙を溢れさせたように、『Mother』は視聴者の涙腺も刺激する場面が多数登場した。虐待される子どもの大人びた姿、カン・スジンを捨てた生母ホンヒ(ナム・ギエ扮)がカン・スジンを捨てた理由を告白した場面、ヘナとカン・スジンの別れなどがそうだ。視聴者を毎回泣かせたのと同様に、イ・ボヨンも毎回ドラマの中で切々とした感情演技をせねばならなかった。

    「他の部分はそう大変ではありませんでした。一番つらかった部分は13話エンディングでユンボクと別れるシーンを撮影したとき。私が感情演技を撮影して立ち上がることができなかったり、つらかったことはほとんどなかったのですが、その場面を撮影した後には呼吸もなにも、足も震えていました」

    イ・ボヨンが選んだ韓国版『Mother』と原作の一番大きな差も感情演技にあった。原作『Mother』の中のカン・スジンのキャラクターは感情をはっきり表さない人物だった。外部に簡単に現さない感情表現から来る静的で淡白な雰囲気が原作『Mother』を代表した。これに反して韓国版『Mother』の感情は劇的だった。

    「監督と相談して入りました。スジンというキャラクターを原作キャラクターと比較するならば、日本は韓国の情緒とは違うため本心を隠ししまいこむキャラクターという点、私たちは感情表現をするキャラクターで行こうと相談した状態で入りました」

    結末もまた原作とは差があった。原作の中でカン・スジンとヘナは結局別れることになった。長い間の別れの後、二人の再会を暗示させて作品は終わる。韓国版『Mother』は違った。韓国版『Mother』は執行猶予を終えたカン・スジンがヘナを再び養子縁組して真の家族の形態を完成する。

    「ドラマはそうでないとと考えました。原作とは違い私たちのドラマが虐待を描写することが強かったでしょう。そうやって傷ついた子どもがまた傷つくよりも、二人が出会って治癒されることが良いと考えました。ドラマは希望を話さねばならないと思います」

    この記事は「イ・ボヨン、主演として立てる間に多くの作品に出演したい」に続きます。
  • シックニュース アン・イェラン記者 / 写真=tvN、DANIEL HECHTER | (C) mk.co.kr | 入力 2018-03-25 05:50:00