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ホワイトハウス「サード問題は米国に非常に重要」

    国内のサード配備論議と関連してドナルド・トランプ大統領は8日(現地時間)、国務・国防長官を緊急招集してホワイトハウスで対応策を議論した。米国務省は「サード問題は米国にとって非常に重要」だとし、このような事実を公開した。

    ヘザー・ナウアート国務省報道官はこの日の定例ブリーフィングで、「トランプ大統領はレックス・ティソン国務長官、ジェームス・マティス国防長官とオーバルオフィスで会い、韓半島の安保状況と中東情勢を協議した」と伝えた。

    韓国内のサード配備論争に対し、米ホワイトハウスと安保当局が非常に敏感に反応していることを示す部分だ。

    韓国政府はサード問題と関連して、国内の手続き的な問題に限定して論議を最大限に払拭しようと努力中だが、一般環境影響評価などを理由にサードの追加配備が遅れていることは、新しい韓・米間の葛藤要素として浮上している。

    ナウアート報道官は「韓国政府の決定に失望したのか」という質問を受け、「そのように性格を規定したくはない」としながらも、「しかしサード問題は米国に非常に重要(incredibly important)であり、これは最高位級の次元で行われた会話の内容」だと確認した。

    続けて、「サードの追加配備の中断については知っている」とし、「われわれはサードがその当時、同盟の決定だったことを継続して話をすることで、同盟の協議の過程を経て韓国と続けて緊密に協力する」と強調した。米国議会でもサード議論を憂慮する雰囲気が感知されている。

    一方、鄭義溶(チョン・ウィヨン)青瓦台安保室長は9日、サード配備論議と関連して「政府は韓米同盟の次元の約束を根本的に変えようとする意図はない」と強調した。チョン室長はこの日、青瓦台でのブリーフィングで「サードは北韓の脅威から韓国と在韓米軍を保護するために決定したことで、政権が交代したからと決定を決して軽視しないだろう」とし、「米国と引き続き緊密に協議する」と明らかにした。
  • ワシントン=イ・ジンミョン特派員/チョン・ソクファン記 | 入力 2017-06-09 17:17:19