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韓・米両首脳「尖端軍事資産の導入で合意」
「私たちは一つ」。ドナルド・トランプ米大統領が7日午後、京畿道平沢（ピョンテク）の「キャンプ・ハンフリーズ」で韓・米両国の軍人と昼食をする前に挨拶をしている。ムン・ジェイン大統領はキャンプ・ハンフリーズを「サプライズ訪問」し、国賓訪問したトランプ大統領を迎えた。トランプ大統領はこの日、米国大統領としては25年ぶりに韓国を国賓訪問した。写真＝イ・チュンウ記者
◆ トランプ米大統領の国賓訪問 ◆
文在寅（ムン・ジェイン）大統領は7日、青瓦台でドナルド・トランプ米大統領と韓・米首脳会談を持ち、韓国の弾道ミサイルの弾頭重量の制限を完全に解除する韓米ミサイル指針の改正案を採択した。
また両国首脳は原子力潜水艦と偵察機を含む米国製の最尖端軍事資産の購入に関する合意を即時開始することにした。合わせて、合理的な水準で駐韓米軍の防衛費を分担することで合意した。
文在寅（ムン・ジェイン）大統領はこの日、首脳会談の直後の共同記者会見で「どんどん高まる北韓の核とミサイル脅威に、圧倒的な力の優位を土台にともに断固として対応していくという原則を再確認した」と明らかにした。
韓・米の首脳は北韓（北朝鮮）が核とミサイルによる挑発を直ちに中断し、一日も早く非核化のための対話の場に出てくることを強く促した。トランプ大統領はこの席で米国の最近の武力示威と関連し、「北韓が敵対できない多くの力を見せた」とし、「このような部分が実際に使用することのないように願う」ときっぱりと語った。また「韓国が数十億ドルに達する武器を購入した」と公に明らかにした。
トランプ大統領は北韓の核問題の解決において、「韓国をスキップ（コリアパッシング）することはないだろう」と明らかにした。
文大統領はトランプ米大統領の国賓訪問を迎え、平沢（ピョンテク）米軍基地を「サプライズ訪問」して昼食をともにし、両国間の血盟の友誼を固めた。韓・米両国の大統領が一緒に平沢米軍基地を訪問したのは初めてだ。
文大統領は基地内の食堂で、韓・米両国の兵士たちに「困難なときに真の友人を知ることができるという。米軍将兵の皆さんはわれわれ大韓民国が最も困難なときに、ともに血を流した真の友人」だったと、6・25（ユギオ）戦争時の米軍の犠牲に改めて感謝の意を表した。
トランプ大統領も兵士たちへの挨拶で、「ヴィンセント・ブルックス（在韓米軍）司令官とあなたがたの労苦に感謝する」とし、「（あなた方の）役割と遂行した任務は本当に素晴らしく印象的だった」と語った。トランプ大統領は特に「うまくいけばわれわれは米国内の雇用を増やすことに着手するつもり」だとし、「これは私が訪韓した非常に重要な理由」だと強調した。
ムン大統領はこれに先立ち、トーマス・S・ヴァンダル米第8軍司令官から基地関連の報告を受けて、「北韓の核とミサイル挑発に対応するために、韓米連合の防衛力がこれまで以上に重要な時点にあって、平沢基地は韓米連合防衛力の中心」だと語ったと、朴洙賢（パク・スヒョン）青瓦台スポークスマンが明らかにした。
トランプ大統領は平沢と龍山の在韓米軍基地を経て青瓦台に向かう道で、太極旗と星条旗を振って歓迎してくれた韓国国民に感謝の気持ちを伝え、「韓国は偉大な国家」だと褒め称えた。
韓・米両首脳は続いてこの日、青瓦台で進められた国賓晩餐でも韓・米の友誼を堅くした。- 毎日経済 アン・ドウォン記者／カン・ゲマン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-11-07 23:14:44
