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「第10回 サムスンファッションデザインファンド」ケ・ハンヒとパク・ジョンウが受賞

    • < パク・ジョンウ(左)ケ・ハンヒ(右) >

    「(パリやミラノに比べて)国内では馴染みのない東京のファッション界で苦労していたが、一筋の光のような賞と財政的支援を受けることになり感謝しています」(パク・ジョンウ)「精製されていない生のものからアイデアを探します。最近の衣装にも『蜂の絶滅』が地球生命に脅威的である可能性があるという社会的メッセージを込めました」(ケ・ハンヒ)

    今年で10回目を迎えるサムスンファッションデザインファンド(SFDF)の受賞者に、デザイナーのケ・ハンヒ(ブランド:カイ)とパク・ジョンウ(ブランド:ナインティナインパーセントイズ)が選ばれた。 2005年に第一毛織が作ったデザイナー後援プログラムであるSFDFは、これまで総250万ドルを支援し、チョン・ウクジュンをはじめ、スティーブジェイ&ヨニピー、チェ・ユドン、チェ・チョルヨンなど才能のある新人をグローバルデザイナーに育てる橋頭堡の役割を果たしてきた。

    今年の受賞者であるケ・ハンヒデザイナーはロンドンの有名なファッション学校のセントラル・セントマーチンズで学・修士号を取得した後、2011年にロンドンファッションウィークにブランド「カイ(KYE)」で初めて登場した。翌年、ロンドンファッションウィークで「注目すべきデザイナー」として新人賞を受賞し、現在はニューヨークとソウルを行き来しながら活動している。ケ・ハンヒは「服に社会問題を込めて、大衆と疎通したい」と述べた。

    別の受賞者のパク・ジョンウデザイナーはパンク・ロックに基づいたトレンドをリードするデザインで目を引く。彼は東京のファッション学校であるドレスメーカーに在学中の2012年、自身のブランドである「ナインティナインパーセントイズ(99%IS)」をローンチし、すぐに東京コレクションに参加した。スタッズ(装飾)やジッパー、レザー素材などパンク文化の象徴である要素を、手作業を通じて完成度を高めた衣装は、日本だけでなく海外のファッション界でも大きな関心を集めている。
  • 毎日経済_キム・ジミ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-11-25 17:17:18