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大韓民国の上位1％が住んでいる富村…清潭洞
江北から江南までの代表的な富村10カ所…6. 清潭洞
- 江北の富村として紹介した城北洞、旧基洞・平倉洞、奨忠洞、漢南洞・梨泰院洞、東部二村洞が自然にぽつりぽつり集まって形成された伝統的な富村とすれば、漢江以南の瑞草洞と方背洞、道谷洞、三成洞、清潭洞は都市計画を通じて造成された新興富村に該当する。1960年代半ば以降、永東（ヨンドン）地区の開発事業が本格化されて作られた江南一帯は現在、韓国を代表する富村として名声を強固にしている。
6. 江南区清潭洞
江南地域の中で富村1番地として挙げられる場所は、ファッションと韓流ストリートでよく知られている清潭洞（チョンダムドン）だ。ギャラリア百貨店の西館を皮切りに、永東大橋の南端まで続く清潭洞は、高級ブランドショップや大型芸能事務所が大挙入居しており、いわゆる「名品街」とも呼ばれる。
清潭洞に居住している財界人は、意外にも珍しい。財界3世が、清潭洞の一部地域で住民に登録されてはいるが、その数は微々たる程度だ。一方、清潭洞一帯の土地を所有している地主を調べてみると、清潭洞がなぜ富村と呼ばれるか知ることができる。
清潭洞一帯で最も多くの土地を保有している地主は、新世界グループの李明熙（イ・ミョンヒ）会長だ。イ会長は、清潭洞一帯に筆地5カ所を保有している。地価だけ最低500億ウォンに迫る。イ会長の長男である新世界グループの鄭溶鎮（チョン・ヨンジン）副会長も清潭洞に区画2カ所の土地を所有している。また、長女の鄭有慶（チョン・ ユギョン）副社長も時価150億ウォン以上の土地を保有している。
新世界グループが保有する清潭洞の敷地もかなり多い。系列会社である株式会社新世界と新世界インターナショナル、新世界百貨店などが清潭洞一帯だけで14の区画を所有している。ギャラリア百貨店の向かい側のブーンザショップ（BOON THE SHOP）一帯が事実上の新世界タウンであるわけだ。
イ・ミョンヒ会長の兄であるサムスングループの李健煕（イ・ゴンヒ）会長も、清潭洞に2つの区画を所有している。ここには現在、第一毛織が輸入するトリーバーチ（TORY BURCH）店と、清潭フラッグシップストアが位置している。
汎LG一家も、やはり清潭洞の地主の一つだ。アワホームの具滋学（グ・ジャハク）会長の末娘であるアワホームのグ・チウン副社長は、姉のグ・ミョンジン氏と共同でビルを所有している。ここには、LGグループ関連の店舗が入居している。
LSグループの具泰会（グ・テフェ）名誉会長の娘婿である株式会社泰仁のイ・インジョン会長も息子たちと共同で清潭洞に土地を所有している。イ・インジョン会長の妻はグ・ヘジョン氏だ。こちらは現在、大型ファーストフードや整形外科が入居している。この他にも、GSカルテックスの許東秀（ホ・ドンス）会長と、大象グループの林世玲（イム・セリョン）常務、アモーレパシフィックの徐慶培（ソ・ギョンベ）会長の第四姉であるソ・ミスク氏などが清潭洞の地主リストに名前を上げている。
<続く> 7. 江南区の三成洞（サムソンドン） - 毎日経済Luxmen第54号（2015年03月）ソ・ジョンヨル、パク・ジフン記者 / 写真=毎経DB | (C) mk.co.kr | 入力 2015-04-28 15:58:06
