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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    クク:쿠크
  • 解説
    ハングル:쿠크

    ハングル発音:クク

    意味:心、精神力。メンタル(mental)と理解すれば楽だ。ただし「韓国では英語の本土とは異なり、メンタルを通常精神力を指す場合が多い」という事実を念頭に置かなければならない。
    語源をたどれば、Couqueはクッキーを意味するベルギー語。クッキーを精神力に変身させてしまったわけだ。

    解説:なぜククが精神力、心という意味を持つようになったのか気になるだろう。

    ククは、ククダス(クックダッセ / Couque d'Asse)から由来する言葉だ。ベルギー・アス地方のクッキーという意味でクラウン製菓で作るお菓子だ。

    上部はもろくて割れやすいクッキー、中は波模様のコーヒーの香りのクリームやホワイトチョコレート、抹茶味のクリームが入っている長方形のお菓子だ。ホワイトは日本・北海道地方の名菓「白い恋人」と似たような味だというが、白い恋人を食べたことがないため断言はできない。

    • < ククダス(クックダッセ) >

    材質が弱いうえ、厚さまで薄いため、個別のビニール包装までして売るが、包装を剥がす時にお菓子が割れることが日常茶飯事だ。手先が非常に器用でない以上、お菓子1箱を崩さないで食べるのは本当に難しいという。

    手先が器用でないなら? 最初から粉にして食べないといけないだろう。そうしてみるとククダスは崩される側として悪名を博した。最初から崩しやすいオマーンのことを表す言葉になってしまった。ここからメンタルが弱い人をククダスメンタルと呼ぶようになった。

    ククダスメンタルと同様の言葉として、豆腐メンタル、スンドゥブメンタル、砂糖メンタル、紙メンタルなどがあるが、一時ククダスメンタルが流行に乗った。しかし、実際に最も多く使う言葉は、ガラスメンタルだ。ガラスでもククダスでも壊れやすいのは同じだ。

    ククは、通常「割れる、壊れる(깨진다)」という動詞と一緒に使う。例えば、「あなたのためにクク割れる(あなたのために私の心が折れる)」。