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[単独] 韓企業「オミクロン単独検出キット」開発

コジェンバイオテック社 

体外診断企業のコジェンバイオテック(KOGENEBIOTECH)は、コロナ19「オミクロン変異」のみを検出する診断キットの開発に韓国で初めて成功した。疾病管理庁の提案で民間合同開発に着手して成し遂げられた成果で、今週から欧州・中東・アジア各地に評価用製品の輸出が本格化するものと見られる。

16日の毎日経済新聞の取材結果、コジェンバイオテックが開発した診断キット(パワーチェックSARS-CoV-2 S遺伝子変異鑑別キット3.0)は、世界保健機関(WHO)がオミクロンを第5のコロナ19懸念変異株に指定した先月26日に開発に入り、疾病管理庁との協力で今月15日に開発が完了した。

コジェンバイオテックによると、すでにオミクロン検出診断キットは各国の疾病管理センターや保健福祉部、大型検診センターなどの防疫機関から注文要請があふれている。今週からヨーロッパやアラブ首長国連邦(UAE)などの中東と、日本などへの輸出が予定されている。欧州体外診断医療機器認証(CE-IVD)許可を獲得すると、すぐさま60カ国以上に輸出を拡大する計画だ。

コジェンバイオテックのキム・ジョンホン研究所長は「オミクロン変異は他の懸念変異からは発見できないものが多数あり、各ウイルスに特異的なマーカーを選別することが核心」だとし、「既存の懸念変異に対する核心変異までを追加して、すべての懸念変異を鑑別できるようになった」と強調した。
  • 毎日経済 | キム・シギュン記者
  • 入力 2021-12-16 18:47:51




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