トップ > コリアナウ > 社会 > 現代カードでも社内性暴行事件か…会社は「個人同士の愛情問題」波紋

現代カードでも社内性暴行事件か…会社は「個人同士の愛情問題」波紋


ハンセムの性犯罪事件が浮き彫りになり、現代カードの委嘱契約社員も社内で性的暴行を受けたと暴露しながら波紋が広がっている。現代カードは今回の事件を「個人間の愛情問題」と判断して被害者の辞表さえも差し戻していたと知られ、使用者側の対応方法に問題を提起する声も高まっている。

現代カードの委嘱契約社員は4日、オンラインコミュニティに「ハ​​ンセム性暴行事件を見て勇気を出した」と文を書くことになった背景を説明した。委嘱契約社員は「入社1カ月目の今年5月に会食をした後、男性の同僚2人が真夜中を過ぎた時間に家を訪ねてきた」とし「泥酔した状態で体を支えることが難しい状態で、このうちの1人が性的暴行をした」と主張した。

加害者とされるAさんは被害者が通う会社のチーム長だ。

被害者は精神的ショックで退社をしようとしたが容易ではなかったと吐露した。上司であるセンター長は「互いに失敗したことを問題視してはいけない」と辞表を差し戻した。再度退社の意思を明らかにしたが受け入れられず在職状態を維持しており、現在も経済活動に制約を受けている。

本社の社内監査チームもセンター長と同様の態度を見せた。監査チームは「センター長と面談した内容をもとに個人間の愛情問題だと判断して性的暴行の事実を認知していなかった」とし「(事件を)円満に解決するように要請したものであって事件を故意に縮小、隠蔽するためにとった行動ではない」と回答した。ただし「警察署に告訴した性的暴行事件の調査結果が確認され次第措置を取る予定」と付け加えた。

被害者は「パニック障害と対人忌避、うつ病に苦しめられ自殺しようともした」とし「去る6月に女性家族部の性犯罪相談センターに相談した後、警察の調査が終わった状況だ。現在は検察の調査を進めている」と説明した。

現代カード側は騒動について性的暴行ではなく「従業員間の愛情行為」という立場を表明した。同社の関係者は「委嘱従業員間のことなので、現代カードは直接関連がない」とし「最初から監査チームが管轄する仕事でもない」と強調した。続いて「警察も無嫌疑で処理した」と付け加えた。

加害者とされた男性は「被害を主張する女性は当時、酒に酔っていなかった」とし「インターネットに投稿した文の内容もほとんど嘘で、名誉毀損と誣告の疑いで告訴した」と話した。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 イ・ガヒ記者 / 写真=キム・ジンソル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-11-07 11:23:32




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア