トップ >
テクノロジー > 健康・医学 > シェーグレン症候群、女性発病率…男性より10倍高い
続く蒸し暑さに目・皮膚・口などがひどく乾燥するシェーグレン症候群が増加しており、注意が要求される。
シェーグレン症候群とは、涙腺、唾液腺など外分泌泉にリンパ球が入り込んで唾液と涙分泌が減少して口腔乾燥・眼乾燥症症状が特徴的に現れる慢性自己免疫疾患だ。
シェーグレン症候群は40~50代の中年に多く現れ、男性よりも女性が10倍程度発病率が高いことが分かった。シェーグレン症候群患者は、口の中が乾燥して水分がない食べ物を食べる時に非常に苦痛で、ひどい場合は食べ物を食べることができないほどだという。また、目は人口涙なしではまともにまばたきができないことが分かった。
シェーグレン症候群とは、スウェーデンの医師ヘンリー・シェーグレンがリウマチ患者を診断して発見したもので、目と皮膚はもちろん、口の中まで乾く症状を学界に報告し、その医師の名前を取って「シェーグレン症候群」と呼ばれるようになった。