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SKテレコムとBMWコリア、第5世代コネクテッドカーを世界初始動

◆ コネクテッド・カー大戦 ◆ 

世界の自動車企業と情報通信技術(ICT)企業が未来型自動車「コネクテッドカー」の開発競争に突入した中で、国内で第5世代(5G)移動通信を採用したコネクテッドカーが世界初の試運転を行った。

SKテレコムとBMWコリアは15日、仁川の永宗島BMWドライビングセンターで5G技術が採用されたコネクテッドカー「T5」を公開し、未来の走行技術を披露した。 5Gネットワークが構築された試験場で、コネクテッド・カーで実際の走行が行われたのは今回が世界初だ。

この日、SKテレコムはグローバル通信装備メーカーのエリクソン社とともに、ドライビングセンター内の長さ2.6キロメートルのトラックに5Gの試験網を構築した。試験網は20Gbps(ギガビット/秒)以上の速度でデータを送受信できるように構築された。通信システムの応答時間は現在の4Gに比べて10倍以上短く、人が事物を検出する速度よりも25倍速い。

今回公開されたT5は車両通信(V2X)技術と画像認識センサーを活用し、事前に前方の障害物を把握し回避することができる。信号・道路・CCTVなどの車両周辺物とリアルタイムでデータをやりとりしながら、交通状況を把握することができる。周辺の車両とも通信が可能となり、前の車両の急停車などにも自動的に対応する。

イ・ヒョンヒSKテレコム事業総括は、「5Gコネクテッド・カーT5プロジェクトを公開することで、世界初の5G商用化のための重要な第一歩を踏み出した」と語った。
  • 毎日経済_イム・ソンヒョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-11-15 17:58:04




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