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テクノロジー > IT・科学 > モノのインターネットを利用した超小型位置追跡機が17日から販売
モノのインターネット(IoT)専用網であるLoRaを利用した超小型位置追跡機が国内で初めて開発され、来る17日から販売される。
位置ソリューション専門企業スパコサ(Spacosa)は12日、LoRaを利用した位置情報システム(GPS)追跡機のGperのプロモーション動画を公開した。
Gperは、SKテレコムが商用化したIoTネットワーク技術のLoRaを適用した位置追跡機だ。GPSで位置を収集した後、SKテレコムのLoRa網を通じて、独自的に位置を伝送する。LoRaはローミングをサポートし、移動中にも通信が切れず、電力消耗が低いため1回の充電時の使用時間が長く、サイズも小さく作れる利点がある。
今回の動画では、ある女性が認知症にかかった母親が消えると、母親の首につけたGperからアプリに送信されるGPS信号を利用して位置を探す内容を盛り込んだ。
Gperは、未来創造科学部と産業通商資源部が主催した2016年グローバルモバイルビジョン(GMV2016)で革新製品のトップ3に選ばれた。10月末に発売予定で、来る17日からインターパークを通じて予約購入できる。