A. | 新型コロナウイルスの拡散を防ぐために「距離を置くこと」が緩和されると、家の中に閉じ込められていた子供が矢のように外に飛び出していきます。 友達と慌ただしく走り回って遊ぶ子どもを見て、たまった家事をしているのに遊んでいた子どもがいつの間にか泣きながら家に帰ってきます。 木につかまって遊び手にトゲが刺さってしまったようです。 お父さんはマクガイバーナイフを探して、お母さんは裁縫箱から針を取り出します。 ナイフと針を見た子は顔色が急変します。驚き過ぎて泣くことも忘れたようです トゲを抜くためにナイフを手に取ると、大人たちもびっくりするのは同じです。 下の写真はアメリカの有名な捜査ドラマ『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』のワンシーンです。 変死体が発見された山で現場調査をしていて手にトゲが刺さったディノッゾ(Anthony Dinojo)が痛がったのが気に障ったのか、ギブス(Leroy Jethro Gibbs)が取ってやると言ってナイフを手にしたシーンです。 ドラマのようにバナナの皮がトゲを抜くのに効果があるのでしょうか? もちろんです。 手にトゲが刺さった子が泣いて帰ってきたら、まだ深く刺さってはいないはずなので、バナナの皮が効果を発揮する可能性は非常に高いです。トゲが浅く刺さっていたらバナナもいらないでしょう。 バナナの皮をむいて泣いている子に食べさせて、子供がバナナを食べている間にバナナの皮を切って包帯のように刺さった部位に置いた後、絆創膏を貼ればいいです。時間が経つとトゲが出てくるので、その時に少しずつ抜き取ればいいです。 バナナの皮以外に、ジャガイモ、ニラ、食パンや牛乳、蜂蜜も役に立ちます。 目に見えなかったり、見えていても端がチラッと見えてピンセットで取り出しにくい場合に使われる方法です。 お湯にトゲが刺さった部分を浸すと、毛穴が開いてトゲが刺さった部位を確認しやすくなります。 深く刺さっていない場合は、水でふやかす程度でも効果が出るかもしれません。 水でふやかした程度でトゲを取りにくいなら、一度慎重に乾かしてから上の食材を使うんです。 バナナの皮は先ほど説明したので省略し、ジャガイモは薄切りにしたジャガイモをトゲが刺さった部位にそっと当てて、その上に絆創膏を貼るだけです。1日ほど経つと、かなり深く刺さっていたトゲでも抜き出るため取り除けます。 (注意:蒸したり煮たり、煮詰めたじゃがいもではなく、生のじゃがいもでなければいけません) 食パンと牛乳を活用した方法は少し面倒です。 鍋に牛乳と食パンを入れてゆでた後、冷ましてから食パンを取り出しトゲが刺さった部位に貼って絆創膏で固定します。パンが乾きながらトゲを取り出してくれます。 トゲが刺さった部位に蜂蜜を塗って、ある程度時間が経つとトゲがはっきり見えるほど出てきます。その時にピンセットや毛抜きでつかめばいいんです。蜂蜜は肌の再生効果もあり、傷が悪化するのを防いでくれます。蜂蜜を塗りすぎたら洗っても大丈夫です。 ニラもトゲを抜くのにかなり効果があります。 ニラをすりおろして、トゲが刺さった部位に乗せておきます。ニラ汁をたっぷりつけたコットンを乗せてもいいです。3~4回ぐらい取り換えると、かなり深く刺さったトゲでも自分で抜けるようになります。ニラに含まれるアラシン成分が毛細血管を拡張させる効能がありトゲを抜くのに役立つそうです。 少しだけ刺さっている時はピンセットを探してさまよう理由もありません。 テープやガムテープをトゲが刺さった部分に貼り付けて、トゲが刺さった反対方向に剥がすと、テープの粘着力で簡単に付いてきます。 ただ、ピンセットや毛抜きで抜き取るには、突出部位が小さい場合、無理に抜き取ると端だけ切ってしまうか、さらに深く刺さってしまう可能性もあります。この時、小銭やカード、ボタンでトゲが刺さった横の部分をぎゅっと押さえ、トゲがもう少し飛び出るようにした方がいいでしょう。(ただし、力を入れすぎると刺さったトゲが折れる可能性もあるので、気を付けなければならなりません) ボタンを使用する際は、ボタンの穴にトゲを入れ、端っこを押せばいいです) ナイフや針でトゲの周りの皮膚を少し切ると簡単に抜けるでしょう。 |